少女歌劇団ミモザーヌ「夏公演」のテーマはジャングル! 卒団のすずきゆい「6年間の集大成を見てほしい」

いい意味で最年長っぽくない最年長

――まりんちゃんは5期生なので、いちばん後輩に当たりますね。

みつふじ 入団当初は、実はゆいちゃんが怖かったんです。でも、前回の冬公演で、一緒に不良の役をやらせてもらって、話す機会がすごく増えて、話してみたら「やっさしー」って(笑)。実は、めちゃくちゃ話しやすかったです。

うまくいかないことがあって、みんなの気持ちがどんよりしたときも、ゆいちゃんが「大丈夫だよ」って言ってくれると、不思議と「大丈夫か」って思える。場を和ませてくれる存在だったので、卒団しちゃうのがすごく寂しいけど、次は自分がゆいちゃんみたいに場を和ませられる存在になれたらなって思います。

すずき みんながこんなふうに思ってくれていたんだっていうのを初めて聞いたかも。

いわむら こういうことは、恥ずかしいから誕生日や取材のときにしか言えないんだけど、ゆいは、ふだんからちゃんと伝えてくれる。それができる性格って素敵やなって。

みつふじ そうやって褒めてくれることがすごく励みになる。

ちば ゆいといると自己肯定感が上がるんだよね。幸せオーラが出ている感じ。

すずき イエーイ! すごく褒めてもらってる。

ちば ただ、ポンコツすぎるのは、たまにやめてほしいなって。

すずき あっ……。

ちば いい意味で、最年長っぽくない最年長です(笑)。

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子どもから年配まで楽しめる公演に

――改めて、公演を楽しみにしている人たちへメッセージをお願いします。

ちば メンバー一人ひとり、そしてミモザ―ヌとして、新しいことに挑戦している公演です。新体制になって最初の公演なので、去年までの私たちを見てくださっていた方には新しいミモザ―ヌをお見せできますし、初めましての方にも絶対に楽しんでいただける公演になっているので、興味のある方はぜひお越しください!

みつふじ 今回は「Living」ということで、私たちは生きることについて考えながら舞台に立っています。そして、見に来てくださる方にも、それを改めて考えてもらういい機会になると思います。


出典: FANY マガジン

いわむら 1幕はコミカルでかわいらしいところがたくさんあるので、小さなお子さんにも楽しんでもらえると思います。2幕は昭和歌謡やジャズなど、ふつうは10代の女の子が歌わないような楽曲も多く披露するので、それもミモザ―ヌならではの魅力かなと思っています。そういった曲になじみ深いご年配の方にも楽しんでいただけるステージです!

さかもと では、私はさかもとりるはの見どころを発表したいんですけど……なんだっけ?(笑)

(一同笑)

さかもと 今回は、基礎レッスンで培ってきたものを披露できる公演だと思っていて、1幕のオープニングは日本舞踊で始まり、2幕ではソロで歌わせてもらったり、トークに出させてもらったり、フラメンコにも挑戦するので、そのすべてをファンの方に楽しんでいただきたいです。

――最後にすずきさん、今後の展望を教えてください。

すずき ずっと続けているダンスは軸として頑張りながら、これからはお芝居にも挑戦していきたいと思っています。とにかくどんなことにも挑戦してみたい! という気持ちを大事に突き進んでいきたいですね。

まずはミモザ―ヌでできる最後の公演『ジャングル・レビュー 〜Living〜』を悔いなくやりきりますので、その姿をぜひ見届けに来てください!