ハンバーガーを頼んだ米軍兵士に異変が…→震える彼の視線の先にあったモノ【米軍基地で働いてみた(61)】
ハンバーガーを頼んだ米軍兵士に異変が…→震える彼の視線の先にあったモノ【米軍基地で働いてみた(61)】
今回も私がアメリカ軍基地で働いていた時のお話しです。
ある日のランチタイム、顔見知りの兵士で賑わう平和な日常という感じだったのですが、ランチ営業から1時間が経過した頃、常連客のマットが来て「いつもの!」と注文しました。
彼の定番は「チーズバーガーのトマト抜き、side fry(フライドポテトの付け合わせ)、そしてsoda fountain(ドリンクバー)」というもの。
「毎日同じで飽きないのかしら?」なんて思っていると、チーズバーガーを「17番上がったよ!」とシェフがカウンターに置いたので、他の兵士の注文にレジ対応しながらBeeper(呼び出しベル)でマットを呼びだしました。
いつもなら受け取ってすぐにテーブルに行くのに、その日のマットはカウンターの前で微動だにしません。
異変に気が付いた私は「Everything OK?」と声を掛けました。
カウンターのバーガーを見つめ、固まったまま無言でチーズバーガーを指すマット。
よく見ると、見慣れないプレッツェルバンズが使われたチーズバーガーが…!
ハンバーガーを頼んだ米軍兵士に異変が…→震える彼の視線の先にあったモノ【米軍基地で働いてみた(61)】
日本でもあまり見慣れない「プレッツエルバンズ」とは通常のフワフワしたバンズと違い、ちょっと固めで茶色の独特の風味のドイツパンなので、好き嫌いが別れるのです。
そんなチーズバーガーを見てマットが「僕が頼んだものと違う!」と憤慨しています。
確かに、今まで彼が頼んでいたバーガーのバンズはごくごく一般的なものでした。
私は直ぐに「バンズがいつものと違うよ!」とシェフに状況を伝えましたが、、シェフの答えは「バンズ発注したら、これが届いたからしょうがないじゃん」というもの。
「そういう事は先に言ってよ~。」と文句を言っても、シェフは「無いもんは仕方がない!」と全く取り合ってくれません。
マットは「俺はいつものバーガーにお金を払ったんだ!」と言い返しますが、シェフは「今日は最初からずっとプレッツエルバンズだったけど、他の兵士は何も言ってこない!黙って食べなよ!」と譲りません。
すると、そんなシェフの対応を聞いたマットが、突然プイっとどこかに消えてしまったのです。
「怒って帰っちゃったのかしら…」と思っていたのですが、マットの驚愕の行動は下の関連記事に続きます!