クラブのなかで、もっともテクノロジーの進化が著しいのがドライバー。さまざまなタイプがあって、どれも「飛んで曲がらない」と高い評価を得ている。
その人気・話題の新作ドライバーたちは、どんなゴルファーに合うのか?編集部が気になるドライバーを絞って、ギアのご意見番・鹿又芳典に試打・解説を依頼。
鹿又に加え、タイプの違う3人のアマチュアのコメントも参考に、いちばん飛ぶドライバーを手に入れよう!
ロイヤルコレクション TM-X
SPEC
●体積/450cc(9.5度)、460cc(10.5度)●ロフト角/9.5、10.5度
●シャフト(フレックス)/Royal Collection TT-5(R、SR、S)
●長さ/45.5インチほか ●重さ/約305g(S)●価格/9万9000円
【鹿又Check】ドローヒッター好みの逃げ顔 食いつき系の打感は日本人好み
洋梨形状で、トゥ側が開いて見える逃げ顔はドローヒッター好み。左へのミスが出ないので、叩けば叩くほど飛距離を出せます。
極端な深重心タイプではなくて、ヘッドの操作性がいい。打球音も心地よくて、球がフェースに食いつくフィーリングは、日本のベテランゴルファーが好きな感覚だと思います。
【編集M】左へのミスが出ないアスリートモデル
「構えやすい」というのが第一印象。打っては、左へ飛ぶことがなく全球フェードになりました。
フッカーやパワーヒッターでも安心して打てる、アスリート好みの1本です。
(広告の後にも続きます)
ロイヤルコレクション AM-X
SPEC
●体積/448cc(9.5度)、451 cc(10.5度)
●ロフト角/9.5、10.5度
●シャフト(フレックス)/Royal Collection AT-5(R、SR、S)
●長さ/46インチほか ●重さ/約306g(S)●価格/9万6800円
【鹿又Check】形状はちょっとディープ系 “ロイコレ”らしい操作性が魅力
最新ドライバーとしては珍しい、少しディープフェースでヘッド体積も450cc前後。今どきの高慣性モーメント系ドライバーがオートマ車だとすれば、「AM-X」はマニュアル車。
自分の感覚でフェースを返しながら、打球をコントロールできます。昔のロイコレを彷彿させる操作性のよさは、大型ヘッドが苦手なベテランにマッチします。
【ライターN】意外とスライサー向け!?
スクエアフェースで構えやすい形状ですが、見た目以上につかまりがよくてドローボールを打ちやすい。
ヘッドだけでなくシャフトも先端が走るつかまり系です。