小池栄子 (C)週刊実話Web
7月17日に放送された、小池栄子と仲野太賀のW主演ドラマ『新宿野戦病院』(フジテレビ系)に、現在放送中のNHK連続テレビ小説『虎に翼』のキャストから、さらに2人の出演者が追加で登場した。
ドラマは新宿・歌舞伎町を舞台にホストやキャバ嬢、ホームレス、トー横キッズなどの患者を通して、命の価値を訴える救急医療エンターテインメント。宮藤官九郎氏による完全オリジナル脚本だ。
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17日に放送された第3話では、鼻にヒアルロン酸を注入しすぎた韓国人男性(ユン・ソンモ)が処置を受ける。また、万引きなどを行ったトー横キッズが、実は母親の交際相手(趙珉和)から性的虐待を受けていると判明し、親元で暮らすことが難しい子供の実態が描かれた。
「放送開始直後から、ドラマにレギュラー出演している仲野太賀、岡部たかし、平岩紙、『ドランクドラゴン』塚地武雅が、朝ドラにも出演しているとあって話題に。さらに今回、ユンと趙の朝ドラメンバーがチョイ役で登場したのです」(ドラマライター)
「転生しすぎ」「全然キャラ違う」
視聴者からは《『虎に翼』の皆さん、転生しすぎです》《全然キャラ違うし、役者さんってすげーーっ》などと反響を呼んでいる。
これを受けて、塚地は自身のXで、出演者と撮影した4枚の写真とともに《#虎に翼 転生組。笑 佐田優三さん、猪爪直言父さん、梅子さん、ヒャンちゃん兄、岩居弁護士、そして僕、雲野弁護士。ほんまにみんな全然違う役柄…笑》と投稿。両作のファンを喜ばせている。
「『新宿野戦病院』は社会問題を組み込みながらも、全体の雰囲気はドタバタコメディー。クドカンは朝ドラでの役柄と真逆のキャラで話題になると踏み、わざとキャスティングしているのでしょう。しかも皮肉なのは、全員がすでに朝ドラから“離脱”した人。遊び心があるキャスティングとも言えますが、NHKの立場からしてみたら、面白くはないでしょう。今後は出演を控えてほしい旨の誓約書を書かせるかもしれません」(同)
こうして騒ぎ立てること自体も、クドカンをはじめとする制作陣の思惑通りなのだろう。