田中れいな (C)週刊実話Web

かつて、オタクは推しの結婚・出産に阿鼻叫喚するものだったが…。

7月15日、元モーニング娘。の田中れいなが結婚と妊娠を発表した。所属事務所は公式サイトに結婚発表の文書を掲載し、本人もインスタグラムで《いつも応援してくださるファンの皆様、そしてお世話になっている関係者の皆様へ》と題したメッセージを公開。《私事ですがこの度結婚する事になり、お腹に新たな命を授かっている事をご報告させていただきます》と公表した。

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芸能活動は続けるとのことで、《お仕事も変わらず続けていきたいので、また皆さんとも会えたらいいなと思っています!》ともつづっている。元アイドルのママタレが、また1人増えることになりそうだ。

この発表に祝福の嵐が吹き荒れたが、熱心なファンの中には、やはり推しの結婚にショックを受けた者もいる。しかし、こうしたファンはごくわずかであり、素直にお祝いする人が圧倒的多数だ。

「以前までの界隈は、アイドル自身の将来や幸せについて語られることが少なく、過去に結婚などを発表した際は、界隈のファンが『ショックで寝込む』『あらゆる面で配慮にかける 自分さえ幸せならそれでいいのか?』『好きな人の幸せを願うのは当然でも、自分の不幸まで願えるか』といった“迷言”を生み出してきました。現在はその風潮も変わり、アイドルに限らず、芸能人のおめでたい発表は祝福されることがほとんど。田中さんの加入はハロプロ全盛期で、熱心なファンを多く抱える世代でありながら、祝福されています」(アイドルライター)

田中れいながにじませていた出産願望

この裏にあるのは、田中が漏らしていた出産願望だ。つい最近、ネット配信の番組で〝卵子凍結〟について語っていた。

「7月10日配信の『チャンス学校チェンジ科』(ABEMA)で、彼女は女子会にちなんだ川柳を作るくだりで『マストです 卵子凍結 話し合う』との一句を読み上げました。思いについて聞かれると、『私もう35(歳)にもなるので、卵子凍結かお金の話ばっかりになっちゃうんですよ』と告白。出産を望むも、年齢的に厳しいかもしれないとの焦りをうかがわせていたのです。この発言から、ファンは田中さんの出産願望に理解を示し、結婚もすんなりと受け入れたのでは」(同)

発言は結婚発表数日前のことだが、今思えば、盛大な匂わせであり、伏線を回収したのかもしれない。

元アイドルでいえば、指原莉乃も31歳の誕生日に卵子凍結したと報告している。

10代~20代をアイドル活動に捧げ、その後は地位を確立するために働き詰める女性タレントたちの結婚観が変わってきているのかもしれない。