【恋愛相談】女性から告白して付き合った彼に「前の彼女が忘れられない」と振られたら【恋愛コンサル・KUGAHARA】

※旧メディアVeryGoodからの移行記事です。古い日付や内容、リンク切れやレイアウト乱れ等ご了承ください。

自分から告白して付き合った彼氏に「やっぱり前の彼女が忘れられない」と振られてしまった

ある女性からの相談。以前の職場で上司だった男性に、クリスマス前に一度、告白をしてそのときは「そんな風に見られない」と振られた。それでも諦めきれず、彼女は彼とLINEを続け、何度か2人きりで出掛けることもできた。そして、バレンタインにもう一度、告白をしたら今度は「分かった、そんなに言うなら」と根負けしたのか、「付き合う」と約束してくれた。そして、身体の関係も持った。

しかし、バレンタインと初の泊りがけのデートから一週間経って、彼からのLINEがほとんど来なくなった。既読スルーが、未読スルーになり、思い余って彼女は彼に何度も電話をした。常に留守電だった。

彼の家は知らず、ただ彼の会社は知っているので、思い余って彼女は、彼の会社の終業時刻を狙って待ち伏せし、ようやく会うことができた。そのときは優しくなだめてくれた。しかし、翌日に「ごめん。やっぱり君とは付き合えない。前の彼女が忘れられないんだ」とメッセージがきて、振られてしまった。


出典:cyuncore

でも、彼のことが諦められない。「前の彼女が忘れられない」のが理由なら、時間が経って忘れるか、前の彼女の「良いところ」を自分が持つことができれば、好きになってもらえるのではないか?

というご相談です。

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【回答】このケースでは99パーセント望みなし

さて、男の本音を言わせてもらうと、まずクリスマス前に一度、告白されて断っている時点で、彼のほうは「付き合えない」とちゃんと意思表示をしてるよね。だけど、その理由が「そんな風に見られない」は、ちょっとズルいなとは思う。

この時点ではまだ、この女性は彼の気持ちが「上司と部下の関係でこれまで接してきたから、性的な目線で見たことがないし、『今のところ』見られない」のだろうと捉えたんだと思う。

ただ、残念ながら女性の気持ちを慮れる男ほど、女性を振る時に相手が傷つく決定的な言葉を避けて、少しばかり望みがあるようなニュアンスを含めて伝えてしまうことがある。

彼がもし、この女性を傷付けてもいいからはっきり言うタイプだとしたら「そんな風に見られない」ではなく「君はまったく僕の好みではないから、恋人にしたいとは思えない。これまでも、この先も」と伝えただろう。

だから、本当はクリスマス前に振られた時点で、完全に「脈なし」だった。あるいは、告白せずにほかの作戦に出たら、いずれ脈が出てきたかもしれないけれど、自ら告白することでその後の駆け引き手段を全て放棄し、自ら敗戦してしまったんだよね。

ただ、それでも告白して振られただけで、ギリギリこの段階では時間をおけば敗者復活戦が可能だった。

だけど、これまたこの彼がズルいというか優柔不断さで女性を傷つける典型的なタイプだからなんだけど、「バレンタインで再告白」したら「付き合ってくれて」「身体の関係まで持った」これが、復活戦の勝率をほぼゼロにしてしまっている。

女性の方から強引に迫ったとき、断るのが面倒でしかたなくOKしてしまう男が、この世には一定の割合で存在する。

そして、付き合う前は何とも思っていなかったけれど、しぶしぶでも付き合っていくうちに「あれ、この子、意外と可愛いな」「身体の相性がいいな」と思えるようになることもある。

だけど、残念ながら「付き合う」ことにしたあとで、やはり「ああ、やっぱり無理だ。好きになれない」と思わせてしまったら、これは付き合わずにフラれたときよりももう、復活戦が困難だ。さらに、身体の関係を持ったあとで「やっぱり無理」と判断されたのであれば、もう残念ながら打つ手はない。

彼は、その女性についてもう「全て知り尽くした」うえで「恋人にはできない」と判断してしまった。その言い訳が「前の彼女が忘れられない」というのは本当かもしれないし、嘘かもしれない。男には「前の彼女が忘れられない」と言ってある女性をフッた翌日、別の女性には自ら告白して付き合い出す、ということがあるのは、男同士の間では周知の事実だ。

「前の彼女が忘れられない」と言っておけば「君のことを好きになれないのは、君のせいじゃなくて未練がましい僕が悪いんだ」と解釈してもらえて、女性側のショックも少し軽いだろう、というせめてもの思いやりなんだ。

「前の彼女が」といった彼の本音にはもう一つ、「前の彼女のほうが総合的にいい女だった。君はそのレベルに達していないから無理」という意味も含まれる。ただ、こっちを重視して「見た目を磨いて、料理もうまくなって、彼に尽くせば元カノを越えられるかもしれない」と思うのは残念ながら間違っている。

「この女性は、見た目をもうちょっと磨いて、あとはあれとこれを直してくれれば付き合ってもいいな」と思える相手なら、彼は「もっと見た目に気を使えよ」「料理勉強しろよ」など、ダメ出しはするけど、フラない。特に、身体の相性も良かったならフるまではしないだろう。

だからこそ、この女性のケースはもう、最善の策は「彼のことは諦める」で、ほかの選択肢はない。この状態から占いを訪れる女性も多いけれど、はっきり言ってしまうと、

人間的・性格的な相性が本来は良い2人でも、女性から告白して振られ、なおかつ「身体の相性が悪かった」場合は、そこからまた恋人に戻るのは極めて難しい

人間的・性格的な相性が良くて、さらに身体の相性も良く、もっと楽に振り向いてもらえる相手を探したほうが、限られた人生の残り時間を泣き暮らさずに済むようになると思うんだよね。

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出典:cyuncore



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