口癖は、その人の印象を決める重要ポイント。上品な大人は、口癖も品が良いのです。
いくら見た目が上品でも、口癖が下品だったらたちまち「下品な人」というレッテルを貼られてしまい、『モテ』からも離れてしまいます。
そこでここでは、上品な大人が使っている口癖と、今すぐやめたほうがいい口癖について紹介します。
モテから離れる残念な口癖
「ヤバい」
焦っているときだったり、衝撃的なことがあったときなど、なにかと「ヤバい」が口癖になっている人は多いと思います。幼い子供から大人まで、幅広い年代の人に浸透しているので、すっかり聞き慣れてしまっているのではないでしょうか。
しかしこれは、大人が使うと下品だと思われやすい口癖です。
ヤバいとは、危険なことが起こりそうだという意味のある言葉です。ヤバいを連発していると、いつも危機感を感じているようで、落ち着きのない人に思われてしまいます。
「マジ」
「マジ」という言葉は、実は、江戸時代から使われています。当時から「とても」とか「本当に」という意味で使われており、現代とそれほど大きな違いはありません。
マジという言葉を多用していると、自分の意見を押し付ける人だという印象を与えます。たとえば「マジですごい」というときの「マジ(とても)」は、自分の価値観ですよね。
また、「マジで?」と聞き返すことが口癖だと、相手を疑っているように受け取られることがあります。
「うざい」
「うざい」というのが口癖だと、子供っぽくて、わがままな人だと思われます。
うざいというのは、他人を排除したいときに使う言葉ですよね。周囲の人の状況を顧みず、自分本位に推し進める人なのだと、ワンマンな印象を与えます。
「だるい」、「無理」
すぐに「だるい」とか「無理」と言うのが口癖だと、なんだかだらしない人に見えますよね。
これらは、一つのことを継続することができず、忍耐力もない、幼い人だという印象を与える口癖です。
「この人と一緒にいても楽しくなさそう」だとネガティブな感情を抱かれることになり、デートにも誘ってもらいづらくなります。
「死にそう」
「死ぬ」とか「死にそう」などと簡単に口にするのは軽率です。大げさだし、たいしたことないことにいちいち騒ぎ立てているようで、子供っぽい印象を与えます。
世の中にはいろいろな人がいます。「死」というワードを簡単に口にするような人は、周囲への配慮も足りませんよね。
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上品な大人が使う素敵な口癖5つ
「それはいいですね」と肯定する
上品な大人は、いつも相手の言うことを肯定します。もし自分が知らないことがあれば「それはいいですね」と、受け入れることができます。
これは、心に余裕があって器が大きく、視野を広く持つことができるから! そのため、いろいろな意見に耳を傾けることができます。
相槌は「うん」ではなく「はい」
上品な大人は、相槌を打つときに「うん」というのではなく「はい」と答えます。
相槌を打つときには他にも「ええ」とか「なるほど」などを使う人がいますが、どちらもなんとなく丁寧に聞こえるものの、目上の人に対して失礼な印象を与えることもあります。
「はい」は、どの年代に対しても嫌味がなく、丁寧で柔らかな印象です。
「どうもありがとう」と丁寧に感謝を伝える
上品な大人は、単にありがとうというのではなく、「どうもありがとう」と、頭に「どうも」をつけます。
「どうも」とつけると、ただ「ありがとう」というよりも一語が長くなるので優雅な印象になり、上品さもアップします。
「やってみましょうか」と積極的にトライする
上品と聞くと、おとなしいというイメージがあるかもしれませんが、決して消極的だということではありません。
上品とは、上等であることも表します。上品な大人は、何ごとにも好奇心旺盛で、自分が知らないこと、やったことのないことにもとりあえず「やってみましょうか」と前向きに取り組もうとします。
ですから、上品な人は知識や経験が豊富で、周りから頼られる存在であることが多いのです。
「〜していただけますか」とお願いする
たとえば「教えてくれますか?」というよりも、「教えていただけますか?」と聞くほうが丁寧ですよね。
上品な人は、相手になにかをお願いをするときに、「〇〇していただけますか」と、相手への敬意を表す言葉が自然にでてきます。
さらに「〇〇していただけると助かります」とか、「お忙しいところ申し訳ないのですが、〇〇していただけますか」などと、気の利いた言葉を一言プラスすることができる気配りもあります。