「現在の株式市場はバブル。バブルは必ず崩壊する」と警鐘を鳴らす経済アナリストの森永卓郎氏。ステージ4のすい臓がんと闘いながら今も発信を続けているが、6月に出演したメディアでは1985年の日航機事故について、思い切った持論を展開した。(6月17日配信)
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2023年の年末にすい臓がんのステージ4に罹ったことを公表した経済アナリストの森永卓郎氏。同氏が最近行った「衝撃告白」が波紋を広げている。
森永氏は6月12日に更新されたYouTubeチャンネル「政経プラットフォーム」にゲスト出演し、1985年8月12日に発生した「日本航空123便墜落事故」の原因について言及したのだ。
森永氏は、「当初からおかしいなと思っていた」と切り出すと、「本来、日航機は横田基地に不時着するはずだった。しかし航路を外れて山中に激突した」「現場にあった第4エンジンは粉々だった。攻撃されないとああはならない」「政府はすべての証拠隠滅を図った」などと発言。さらには「日航機は自衛隊のF4戦闘機に撃墜された」という持論を展開したのだ。
「森永氏はさらに、当時は世間の風当たりが強かった自衛隊のミスを隠すために、事故機の製造元であるボーイング社に『泥を被ってもらった』と言い、その見返りが、『40日後のプラザ合意で、為替をいきなり2倍にする』という『対米全面服従路線』だったとまで語ったのです」(YouTubeライター)
日航機墜落事故を巡っては、事故当時に日航のCAだった作家の青山透子氏が、事故調査委員会の調査結果に疑問を抱き、自ら各方面へ調査を行って、その結果を本にまとめている。森永氏はこのことにも触れ、著作の中で青山氏が、徹底した聞き取り調査と丹念な物証の再検証を重ねた結果、事故ではなく事件だったと断言している、と紹介した。
青山氏と森永氏の主張を同列に論じることはできないが、森永氏は「いつ死んでもいいように生きる。言いたいことを言って死ぬ」とも語っている。捨て身になったとも言える同氏の今後の爆弾発言が注目されるのだ。
(ケン高田)