「なかなかうまくならない」
「練習やラウンドもモチベーションが上がらない」。
そんなゴルファーたちにステキな笑顔でゴルフが楽しくなる上達法を教えてくれるのが“ときめきワンポイントレッスン〞。
今月は手束雅さんの登場です。
〝曲がらない〞へ大きく変身!ドライバーの「ライン出し」術!
One Point Lesson
狭いホールや打ち下ろしなど、ドライバーを曲げたくないホールってありますよね。そんなときは打つ前の目線から気をつけてください。自分のショットに不安があったり池やOBが目に入ると、どうしてもボールの行方が気になり体も顔も上がりやすくなりますが、そこは意識してガマンです。
普段の弾道の半分くらいの高さをイメージすると自然と目線は低くなり、さらにアドレスの重心も下がってスイングが安定します。
目線が下がると重心も低くなる。すると、フォローも自然とコンパクトになってラインが出しやすくなる
One Point Lesson
スタンスもいつもより少し狭くします。スタンスを狭ばめると窮屈に感じて、ボール位置がいつも以上に左足の方向へズレてしまう人がいますが、これはNG。ライン出しのときはボールを少し内側に置くイメージでアドレスしてください。
ティーの高さもボール半個分ほど低くすると、球の高さが自然に抑えられて曲がりにくくなります!
グリップも指3本分くらい短く持ちましょう!
ハーフショットくらいのイメージで振ると、リキみも抜けてナイスショットが打てる。「ライン出しは50ヤードぐらいを打つイメージもOK! それでも飛距離は想像以上に出ますよ」(手束)
いかがでしたか? 打つ前の目線を意識して曲がらないボールを打ちましょう!
手束 雅
●てづか・みやび/徳島県出身。22年には「日本女子オープン」で予選通過。マイナビネクストヒロインゴルフツアー「PIM Ladies Tournament」での初優勝など、実力は証明済み。現在はプロテスト合格に向け、さらなるレベルアップ中。
【Instagram】bi_chan.15
写真=小林 司
協力=ジャパンゴルフスクール