もうすぐ土用の丑(うし)の日(7月24日)だが、先ごろ、植物由来の原料のみを使用した「うなぎ」が限定販売された。

 商品名は「プラントベースうなぎ 謎うなぎ」で、日清食品が、カップヌードルに入っている「謎肉」の製造で培った大豆タンパクの加工技術を使って作った。動物由来の原料は一切なく、生地を3層に分け、うなぎの皮や脂の部分を再現し、本物の食感に近づけたという。

「1セット1620円(税込み、以下同)、5000セット限定で7月11日、オンラインストアで発売されましたが、発売後1分で完売しました。ちなみに昨年、1000セット発売された際も1分で完売でした」(生活情報誌ライター)

 これでは食べるチャンスがなさそうだが、15日からは「謎うなぎ」を具材にしたカップメシ「日清謎うなぎ丼」(398円)が関東甲信越、中部、近畿地区で限定販売されている。こちらは地域限定とはいえ、コンビニ・スーパーなどで手に入るようだ。

 日清によれば、〈しょうゆをベースに白身魚の旨みを加えたスープが染み込んだごはんと、ほんのりと山椒の風味をきかせた「謎うなぎ」に、甘辛く濃厚な味わいの「特製甘辛たれ」をかけて仕上げれば、まるで “うなぎ丼” を食べているかのような風味と食感をお楽しみいただけます〉とのこと。

「SNSでの反応を見てみると『思ったよりうな丼感あります』『味も食感もうなぎっぽいです』『まあまあ美味いけどうなぎ丼ではない』『ご飯はそれっぽいけど鰻は油揚げを食べてる感じ』などさまざまですが、概ね好評のようです」(同)

 興味のある人はぜひ。

(鈴木十朗

 

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