くっきー!が恥ずかしがる“てつじとのいい話”
付き合いが長いだけあって、思い出話もたっぷり。歯科系専門学校の同級生で、一般オーディションから吉本入りしたシャンプーハットは、右も左もわからなかったとき、野性爆弾から声をかけられて友だちに。そこから多くのNSC大阪の同期を紹介され、劇場の雰囲気になじむことができたそうです。
当時のくっきー!は、「サスペンダーしてドクターマーチンのブーツ履いて、“音楽しにきてるんですか?”みたいな」(てつじ)ルックス。一方、恋さんも「夏でもくるぶしまである豚革のコートを着て、髪の毛もロング」(ロッシー)といういでたちで、なかなかの個性派同士だった様子。特にそろって背が高くオシャレだった野性爆弾は、ショップスタッフや音楽関係のファンも多かったそうです。
出典: FANY マガジン
そのくっきー!は、芸歴10年目ぐらいで一度、「やめようかな」と思ったことがあったとか。それを全力で止めたのがてつじで、「芸人っていう肩書きなんか関係なく、別の道に行っても一緒に面白いことをしたい」と熱く語りかけたといいますが、「このエピソード、どこでもしゃべってくれないんですよ……」とチクリ。
くっきー!は「すいません。やっぱええ話って、ちょっと照れくさいじゃないですか」と恥ずかしそうに話していました。
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互いの成功を喜び合う関係
お互いのいいところを聞かれると、「ロッシーもくー(くっきー!)も実は真面目。くーは僕が結婚したときも、結婚式とは別に、僕の奥さんとくーの彼女……いまの奥さんと4人でお祝いしたいからって、いろいろ特別なことをやってくれた」とてつじ。
出典: FANY マガジン
恋さんは、若き日のロッシーがカツアゲされた事件を暴露し、犯人をつきとめようとくっきー!らとともに張り込みをした青春エピソードを紹介。しかし、ロッシーはなぜかそこから違う話に着地させてしまい、おなじみの天然ぶりに一同大爆笑となっていました。
くっきー!は、シャンプーハットを評して「お笑いに誠実」とひとこと。シャンプーハットが同期のなかでいち早く劇場トップメンバーになったときは、「ふつう、嫉妬するじゃないですか。でも、シャンプーにはなかったなあ。上に行ったんだってうれしかった」としみじみ振り返ります。
ロッシーは「シャンプーは、ずっと応援してくれてました。僕らはやっぱちょっとインディーなイメージやったけど、野爆はおもろいから頑張れ、頑張れと」。これを聞いたてつじは、「だから、東京で(野性爆弾が)ブレークしたときは、それ見たことか! 言うてたやん! って思いました」とうれしそうに話しました。
出典: FANY マガジン