2024年の夏アニメでは、『【推しの子】』を筆頭に、待望の続編作品が数多く放送されています。特に注目されている話題作をみてみましょう。
『〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン』第2弾キービジュアル (C)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト
【画像】えっ、性別どっち? こちらが「傾物語」に登場したキャラです(5枚)
待望の続編アニメ
2024年の夏アニメでは『【推しの子】』2期や『転生したらスライムだった件』2期2クール目など続編作品の豊富です。すでに2話から3話ほど放送されている作品が多く、数話放送された時点でいろいろな理由から話題を集めていました。
まずは、西尾維新先生原作の人気小説「物語シリーズ」の続編『〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン』です。物語シリーズはこれまでに、いくつもアニメが放送されており、2024年1月には三部作だった映画『傷物語』をひとつの作品にまとめた劇場版『傷物語-こよみヴァンプ-』が公開されたことでも話題となりました。
本作はシリーズを通しての主人公「阿良々木暦」が高校を卒業した後の話であり、彼の助けた少女たちの「その後」が描かれます。
第3話までで、すでにさまざまなキャラが再登場しており、ネット上では「おかえり」「令和で見られるなんて感動」との声があがっていました。制作会社は、シリーズおなじみ「シャフト」のため前シリーズ同様に安心して、ファンは楽しんでいるようです。
TVアニメ『〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン』は、毎週土曜日夜22時より「ABEMA」にて独占配信後、「U-NEXT」「dアニメストア」ほか配信サービスにて順次配信されています。
続いて『NieR:Automata Ver1.1a』の第2期でしょう。原作はプラチナゲームズが開発し、スクウェア・エニックスがプロデュースするPlayStation4のゲームです。アニメ第1期は2023年1月に放送され、放送終了後すぐに第2期の制作が発表されました。
舞台は西暦5012年です。そこは、エイリアンが地球侵略をはかっており、人類が生み出したアンドロイドが地球を防衛していました。無機質なようで、どこか繊細さを感じ、また壮大なスケールの世界観が、美しい映像で表現されるところが見どころです。
まだ3話しか放送されていないにもかかわらず、視聴者にとって早くも苦しい状況が続きます。怒涛の展開に、視聴者からは「今日(3話)が最終回みたい」「つらすぎて無理」との声があがっていました。
TVアニメ『NieR:Automata Ver1.1a』は毎週金曜日23時30分より、TOKYO MXほかにて放送中です。また「DMM TV」「Netflix」ほか配信サービスで順次配信されています。
ほかには『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 Season II』があげられます。原作は、細音啓先生によるライトノベル作品です。
長きに渡り戦争を続けてきた「帝国」と「ネピュリス皇庁」を舞台に、帝国側の最高戦力である「イスカ(CV:小林裕介)」と、皇庁の王女「アリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス9世(CV:雨宮天)」が中心に描かれます。
敵対勢力であるにも関わらず、お互いを認め尊敬し合うふたりの、緊張感と優しさのせめぎあいが見どころです。この二大勢力が、お互いに手を取り合う世界は望めないのでしょうか?
放送された2話では、作画について物議をかもしているものの、アリスのかわいさに悩殺されたり、騎士「ヨハイム(CV:榎木淳弥)」の登場
TVアニメ『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 Season II』は毎週水曜日25時30分より、TOKYO MX、BS11ほかにて放送中です。また「U-NEXT」「Hulu」ほか配信サービスで順次配信されています。