タレントの石原良純が7月22日、月曜コメンテーターを務める「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。英ロンドンで20日(日本時間)に行われた陸上のダイヤモンドリーグで、男子400メートルリレーで日本が優勝したことを賛辞したが、赤っ恥をさらしてしまった。

 陸上のダイヤモンドリーグとは、全14戦からなる陸上競技大会の最高峰のリーグ戦。例年5月~9月にかけて世界各地で開催される。ロンドンで20日に行われた陸上男子の400メートルリレーでは、日本が38秒07のタイムで優勝。シーズンベストの好タイムで、7月26日に開幕するパリ五輪へと弾みをつけた。

 番組では、優勝を決めたレースのVTRを交えて日本のリレーチームを特集。石原は喜びをあらわにし、「日本がフィールド競技の決勝に出てくるって大変だよ。(昔は)考えられなかったよ。マラソンは長距離だからちょっと違うけど、フィールド競技でまだまだ見どころがたくさんあるっていうのは嬉しいですよね」と興奮気味にコメントした。

「石原は2度も〝フィールド競技〟と言いましたが、リレーはトラック競技です。競技場内の走路(トラック)を使ってタイムを競うのがトラック競技。走路以外のフィールド上で距離や高さを競うのがフィールド競技。石原はマラソン大会に出場するほど、陸上競技には親しみを持っています。また、『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)で、3カ月間に渡りランニングフォームを修正してもらった経験もあります。しかし、50メートル走のタイムは0.2秒しか短縮できなかったとか。トラック競技もマラソンも詳しいはずですが、リレーをフィールド競技とカン違いしていたのは残念です」(スポーツ紙記者)

 博学でも知られる石原にとっては、信じがたいカン違いだった。

石田英明

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