毎夏、大阪・今宮戎神社のお祭り「こどもえびす」で開催される「マンザイ新人コンクール」は、かつてコンビ結成直後のダウンタウンが優勝したことでも知られるイベント。7月23日(火)に行われた「第42回マンザイ新人コンクール」では、約200組の参加者の中から予選を勝ち抜いた15組の芸人たちが渾身のネタを披露! 審査の結果、ジョックロック(福本ユウショウ、ゆうじろー)が優勝し、喜びを爆発させました。
出典: FANY マガジン
予選を勝ち抜いた15組がネタ披露
1980年から始まったこの大会。過去には大木こだま・ひびきや、NSC(吉本総合芸能学院)に在学中だったダウンタウンなど錚々たる芸人たちが、優勝者に贈られる「福笑い大賞」を獲得してきました。
前日に行われた2次予選で勝ち残り、この日のステージに立ったのはコンビを組んで2カ月の若手から芸歴20年のベテランまで、バラエティに富んだ15組の芸人。漫才あり、コントあり、ピン芸ありと、ネタのほうも個性たっぷりです。
決勝のネタ時間は3分。ジョックロックは5番目に登場し、細かなボケを入れたテンポのいいネタで笑いをゲットしました。
出典: FANY マガジン
■決勝出場15組(出演順)
・マーメイド(田村境祐、テクニック。)
・ムジンゾウ(夢、りん)
・シスター(井坂ひ孫、週末)
・ブルーウェーブ(住川仁昭、西澤 望)
・ジョックロック(福本ユウショウ、ゆうじろー)
・ジェームズ(サスケ君、ロックオン高崎)
・生姜猫(カワサキ、ケージュ、カンサイ)
・ガシヒ
・プニョマン(モンデン、みちね)
・あんよの日(山地、朱海)
・コンチェルト(池水龍三、足立征夫)
・あくびぼうや(池田京橋、浜川聞)
・しんたろう。
・シェモア(りょうけん、しおん)NSC大阪47期:現役生
・ツインピークス(濱口尚己、濱口昌己)
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「来年も出ます!」に一斉ツッコみ
15組のネタが終了するとゲストが漫才を披露。トップバッターは、昨年のこの大会で福娘大賞を獲得したファンファーレと熱狂(こうちゃん、奥慎太郎)が登場し、スピード感のあるネタで会場を巻き込んで盛り上げました。2番手は昨年奨励賞に輝いたcacao(高橋、浦田スターク、たっぺい)の3人。ステージを広く使ったコントで笑わせます。
続く20世紀(木本悠斗、しげ)は、冒頭から会場の子どもたちとのやりとりで笑わせると、寿司屋を舞台にしたネタを披露。最後に登場したパーティーパーティー(きむきむ、ひらかわ)は、たたみ掛けるワードボケで次々と笑いをゲットしました。
出典: FANY マガジン
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そしていよいよコンクールの審査結果発表へ。
まずは福娘大賞が発表です。福娘の2人が名前を呼んだのは、現役NSC生のシェモア! 2人は賞品の米袋を抱えて、重たそうにしつつ笑顔を見せます。
続く奨励賞をゲットしたのは、ガシヒ。ピン芸人なので「(10万円の)賞金を分けなくていいのでよかった」と話して笑いを誘います。香川登枝緒記念敢闘賞に選ばれたのは、トップに登場したマーメイドの2人でした。
そして最後に福笑い大賞として、ジョックロックの名前が読み上げられると、2人は両手を上げ全身で喜びを表しました。賞金20万円と盾、花束などを受け取ると、改めて両手を突き上げて「やった!」と絶叫!
出典: FANY マガジン
審査員から「実は1位はすぐ決まった」と明かされると、ゆうじろーは「本当にうれしいです!」と満面の笑顔を見せます。福本は「来年も出ます!」と宣言しましたが、この大会は賞レースの入賞者は出場できないため、すぐさままわりから「出られへん!」とツッコまれていました。