朗読劇だからこそ作り出せる笑い
――朗読劇を実施することについてはどう思いますか?
川畑 吉本新喜劇と真逆のイメージの朗読劇だからこそ作り出せる笑いがきっとあると思っています。そんな中に、吉本新喜劇を作って行く上で、今まで気がつかなかった、見過ごされていた何かがあるような気がします。吉本新喜劇発展の為これからもどんどん開催したいです。(声優さんがもう嫌だと仰らない限りですが~笑)
山田 私は普段の舞台でもあまり動かないので、変わらないと思います。
諸見里 とてもいい試みだと思います。吉本新喜劇も今年65周年で積み上げて来た伝統もありますが、その伝統を守りつつも新しいことをしていかなければならないのでここからどんどん幅が広がっていけばいいなと思います。
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岡田 個人的には大好きな声優様と大好きな吉本新喜劇のコラボということで本当に胸熱案件だと思いました!!!! 普段落ち着きのない吉本新喜劇座員の私は朗読なのに動き回りそうなので気を付けたいと思います。
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吉本新喜劇は究極の2.5次元!?
――吉本新喜劇と声優さんとで似ているところや違いはありますか?
川畑 サービス精神が旺盛なところは同じですが、真逆ですよね。吉本新喜劇メンバーはキャラクターを作る、演じるに際してあくまでも自分と言うキャラクターが基本になっています。対して声優さんは作品によって、年齢も性別も全くの別人格を演じられたり、用意されたキャラクターに凄い技術で入り込み、役を作り込まれる凄さがあると思います、その点が大きな違いの様な気がします。
山田 新喜劇と声優さんが似ているとこは多分、本番になれば声がでかいとこです。
諸見里 何かになりきって演技をするという部分は似てると思います。その人が言いそうなセリフやその役の人はこういうことは言わないだろうなと考える部分はお互い共通であると思います。
岡田 お芝居という点、そして2次元的な要素が吉本新喜劇と声優様の共通点だと私は思っています。私は常日頃、吉本新喜劇は究極の2.5次元だと思っています。吉本新喜劇のお芝居には妖精も幽霊もアニメのキャラそっくりな人たちも沢山出てきます、そんな新喜劇の世界と声優様達の世界はどこか繋がっているように感じます!! 違いは……変な動きをするかしないかですねwww
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