部屋の片付けをしていた漫画家の曽山一寿さん。必要ないものを捨てていたらゴミがとんでもない量になってしまいました。ひとりで全部のゴミを処理するのは難しいと判断した曽山さんは、プロの業者に片付けを依頼することにします。ところが、見積もりに来た業者の男性が提示した金額が予想以上で……。作者の曽山一寿さんにお話を聞きました。
思った以上にいらないものが多くて…?(曽山一寿さん提供)
【マンガ本編】部屋を片付けたらゴミがとんでもない量に! 見積もり依頼すると…まさかの展開に爆笑
段ボール30箱分のゴミ! 訪れた業者に「笑った」
部屋の片づけをしていた漫画家の曽山一寿さん(@soyamanga)は、いらない物がたくさんあることに気付き、いい機会なので一気に捨ててしまおうと思い立ちました。意外に量があり、ダンボール2、3箱分くらいになると思っていましたが、結果はダンボール30箱分に! さすがにひとりで運ぶことは無理なので、業者にお願いすることにしますが……?
X(旧:Twitter)で公開された曽山一寿さんによるエッセイマンガ『ゴミがとんでもない事になった話』をご紹介します。読者からは「私も同じ経験あります……。ゴミは溜めちゃダメ。ゼッタイ!」「業者のアントニーでめちゃくちゃ笑った」「物を捨てるってかなりお金かかりますもんね」などの声があがり、2024年3月の投稿には6700件を超える「いいね」が集まりました。今作の続きは、ブログ「曽山一寿のそやまんがぶろぐ」で公開されています。
作者の曽山一寿さんは、『なんと! でんぢゃらすじーさん』『神たま』を連載する傍ら、SNSやブログなどでもエッセイマンガを中心とした作品を発表しています。今回のエピソードについては、公開当時「実話にマンガっぽい演出を加えて、面白く見せるのが漫画家の腕の見せ所」として、業者の男性の見せ方を特にこだわったと語っていました。
作者の曽山一寿さんに、お話を聞きました。
ーー『ゴミがとんでもない事になった話』を投稿なさった当時~現在で、反響があったことで読者や周囲からはどんな声がありましたか?
周囲からは自分が引っ越し業者などに頼んだときはこうだったとか、価格はいくらだったとか、いろんな声が聞けて参考になりました。
ーー作者として、反響後の変化などはありましたか?
やはり、たくさんの人に読んでもらえたということが単純にうれしかったです。
『なんと! でんぢゃらすじーさん』の単行本が14巻まで発売中(小学館)
ーーマンガを投稿なさった当時、「ゴミはためてはいけない」ことを実感したとのことでしたが、現在のお部屋はどのような状況でしょうか?
少しずつ散らかってきております……イヤ、お恥ずかしい……。
ーー「コロコロコミック」にて連載中の『なんと! でんぢゃらすじーさん』の単行本が14巻まで発売中です。お話のあらすじや見どころなどをご紹介いただけますか?
ひとりの老人が世の中のいろんな危険から助かる方法を教えるお話です。もし、子供の頃読んだことがあるという方がいらっしゃいましたら、久しぶりにまた読んでもらえたらとてもうれしいです。