7月25日(木)より、B’z公式YouTubeチャンネルにて、品川ヒロシが監督を務めたMusic Video 『Chateau Blanc』が公開されています。
人と人とをつなぐ“縁”で生まれたケミストリー
©VERMILLION RECORDS. Inc.
6月26日に10年ぶりとなるソロアルバム「只者」をリリースした稲葉浩志。直近ではサッカー元日本代表の中田英寿と対談を実施する等、意外なタッグを披露し話題となりましたが、また新たに異ジャンルの組み合わせが実現。今回タッグを組んだのは、お笑いコンビ“品川庄司”で活躍、作家や映画監督としても注目される品川ヒロシ。
品川の自由な発想を求め、「只者」の楽曲を全て聴いてもらい、「Chateau Blanc」を品川自ら選曲。稲葉から「Chateau Blanc」はカップルの“ケンカ”がモチーフであることを聞いた品川は、劇中にも登場するカップルのケンカを悲観的なものではなく、自身の得意分野の一つでもあるアクションに準え、俳優の倉悠貴、俳優で空手家、更には看護師の異名を持つ長野じゅりあを抜擢し、独創的でありながらハッピーエンドで終えるシーンを描き上げました。
一方で稲葉の歌唱シーンについて、品川の「稲葉さんに余計な飾りは必要ない」との言葉通り、歌詞から浮かび上がる世界観をシンプルに澱みなく、美しく表現。言葉にすると対極的なイメージも、映像として視覚的に見ると一つの作品として見事に昇華されています。
これも稲葉浩志がソロ活動に於いて大切にしている言葉『en (エン) 』にある、人と人とをつなぐ“縁”で生まれたケミストリーと言えます。
そして、この品川が手がけた「Chateau Blanc」のM.V.の一部が、現在開催中の全国ツアー、Koshi Inaba LIVE 2024 〜enIV〜 の7月20日(土)Kアリーナ横浜公演より先行公開。ステージで披露される「Chateau Blanc」のライブ感を凌駕することなく、本来の演出に更に澄み切った透明感を持たせるような、華やかさと麗しさを添えています。
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品川ヒロシ コメント
もう何十年も誰もが認めるトップアーティストであり、LIVEでのパフォーマンスは激しく、トップアスリートでもある稲葉浩志さんのM.V.を撮らせてもらえる日が来るとは全く思っていませんでした。
今回のお話をいただいた時も本当に驚きました。プレッシャーはありましたが、逆に言えばトップアーティストの稲葉さんなんだから、『格好良くならないはずがない』と腹をくくりました。
本当に格好良い人は無地の白いTシャツでも格好いい。だけど糸と生地にこだわっているそんなイメージです。
最高の稲葉浩志さんだからこそ、余計な演出はおさえ、極力CGを使わず、代わりにカメラやレンズや機材は良い物を選び、稲葉濃度100%のM.V.になったと思います。
ファンのみなさんに喜んでもらえたら、僕も嬉しいです。
【プロフィール】
1995年、東京NSC1期生同士の庄司智春とともにお笑いコンビ「品川庄司」を結成。
品川ヒロシの名義で作家、映画監督としても活動する。
代表作に
「ドロップ」2008年公開 原作・監督・脚本
「漫才ギャング」2011年公開 原作・監督・脚本
「OUT」2023年公開 監督・脚本
などがある。