アプローチのザックリは減速が要因! 連続素振りのイメージで打とう

グリーン周りからのザックリは本当に悔しいものです。その原因は、ボールに対してクラブヘッドを合わせようとして減速することにあります。あくまでもクラブという棒を振ることに意識を集中しましょう。

手のスピードを
緩めるのは本能

ダウンスイングで減速するとザックリする確率は高くなる。

人間の本能的な動きとして、目標に近づくと手のスピードを緩める傾向があります。例えば、机の上に置いてあるペンをペン立てに入れる場合、持ち上げるまでは加速し、ペン立ての近くまで動かすときは等速になり、入れる瞬間は減速します。アプローチもボールに対してクラブヘッドを合わせようと慎重になればなるほど、ダウンスイングで減速しがちです。その結果、ボールの手前にヘッドが落ちてしまいます。

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フィニッシュの
位置をイメージ

クラブを上げたら

その位置まで振り抜く

要するに、ザックリはインパクトでスイングを終えようとする人に多いミスだと考えましょう。アプローチといえども、クラブという棒を振ることをもっと意識するべきです。そのためには、フィニッシュの位置をイメージすること。クラブを上げたら、その位置まで振り抜くことだけを考えて打てば、ザックリは防げます。