二宮和也が主演する日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」(TBS系)の第4話が、28日に放送された。

 本作は、2018年4月期に放送された日曜劇場「ブラックペアン」の続編となるメディカルエンターテインメント。シーズン1から6年後の物語を描く。前作の主人公・渡海征司郎に代わって、二宮が世界的天才外科医・天城雪彦を演じる。(*以下、ネタバレあり)

 患者に危険なオペを施し、巨額の費用を要求する天城の行為は詐欺に当たると、医療訴訟で有名な弁護士の戸島和子(花總まり)が、市民団体を引き連れて東城大に乗り込んできた。佐伯(内野聖陽)が、天城の今後予定している手術を即刻中止にすることで何とかその場を収める。

 そんな中、和子が美和(葵わかな)と言い争っているところを世良(竹内涼真)が見かけて仲裁に入るが、和子は美和の母親であることが分かる。ところが、突然和子がその場に倒れ込む。

 対応に当たった世良は、緊急で冠動脈のバイパス手術が必要だと判断し、手術を実施するが、石灰化が激しい部位があり、やむなく断念する。和子を救えるのは天城のダイレクトアナストモーシスだけだが、和子は天城のオペを拒否する。

 放送終了後、SNS上には、「『天城先生の言う芸術は全部金のためにあるんですか?』という世良先生の問いに即答できない天城先生…。やっぱりお金の為ためじゃなさそう。全然“金の亡者”じゃないもん」「優しい悪魔だなぁ~天城先生は」「嫌悪感を抱かせるような嫌味な物言いも、そこには何か意味があると思わせる説得力がある。二宮くんだからこそ出せる空気感で刺さる」などのコメントが上がった。

 また、「天城先生は素晴らしい師だね。天城教室シンクロオペシーン、最高に感動」「いい指導者だよ天城先生は」「渡海先生は世良先生に実践で学ばせるスタイルだったけど、天城先生はちゃんとジュノに助言して、やり方を見せて、練習させて…。いい医者だと思うな。世良先生もどんどん成長するね」といった声も。

 そのほか、「“天城クラシックタイム”に『ボレロ』使わないかな、でもベタだしな、無理かなと思っていたら、世良くん執刀で使われた。ワォー」「肝心な時に役立たずのAIエルカノちゃん」といったコメントもあった。