7月23~24日の2日間、モテクリエイターとして活躍するHKT48の菅本裕子さん(通称:ゆうこす)が最高顧問を務める、ライバー事務所321が主催するイベント「321 SUMMER FES 2024」が歌舞伎町のZeppShinjukuで盛大に開催されました。
大盛況で幕を閉じたライバーイベント 「321 SUMMER FES 2024」。2日間合わせて135人のライバーが参加しました。

MCには大倉士門さん、特別ゲストに竹中雄大さんとAkira Sunsetさん

今回のイベントのMCは、モデルとしても活躍する大倉士門さんが務め、特別ゲストには人気バンドNovelbrightのボーカル竹中雄大さんと、Akira Sunsetさんが招かれました。毎年恒例のこのイベントが今年で4回目を迎え、初めての試みとして2日間にわたって開催され、1日目には500人、2日目には400人の観客が会場を埋め尽くしました。

多彩なプログラムでファンを魅了

ライバーとファンが直接交流し、一体となって楽しむ恒例のイベントとして定着しつつある「321 SUMMER FES 2024」。今年初めての試みだったのが、321所属のVライバーたちによるクイズ大会「321 V QUIZ SHOW」です。いつもそれぞれの画面上で活躍するVライバーたちが一同に会して行われるイベントは注目度満点。正解することより、楽しませることに徹した彼らの活躍に会場は大盛り上がりでした。


クイズ大会に出場したVライバーたち

そして、異様な空気感で笑いを誘ったのが「Tik Tok LIVE バトル」。常時落ち着いた雰囲気のぴあのさんと、仲間3人を集めて騎馬戦スタイルで登場した負けないyuuuさん。彼が集めた仲間たちは「負けないyuuu!!」というかけ声で会場を盛り上げました。また、彼らがかけ声をかけると熱さに圧倒されたのか、なぜか対戦者のぴあのさんにポイントが入ってしまうという不思議な現象が起こることも会場の笑いを誘いました。5分間の勝負、両者逆転を繰り返し善戦を繰り返し、どちらが勝ってもおかしくない状況でしたが、ぴあのさんが勝利。ゆうこすさんにクラウンを頭にのせてもらった彼女はほっとした表情でファンに感謝を述べました。

他にもジェスチャーゲームやイラストリレーバトルなど、盛りだくさんのステージで、ファンはそれぞれの推しライバーを熱狂的に応援し、会場はさながら夏祭りのような状況でした。


イラストリレーバトルでお題「ヘリコプター」を描いたライバーたち

また、事前の選抜で選ばれた12人のライバーたちによるファッションショー「321コレクション」も外せません。くじびきで各自に指定された色をテーマとして、各自自分でプロデュースした世界観のステージを行いました。夏ファッションだけではなく、浴衣やベトナムの民族衣装アオザイなど、皆趣向を凝らした衣装に身を包み会場に花を添えました。このステージでみごと優勝したのは斉藤優里さん。シャーベットカラーとキラキラをテーマに、身に着けるものすべてオーダーメードで揃えた一点ものとのこと。

「予算、3倍オーバーしちゃいました。優勝するなんてまったく考えてもみなかったんだけど、プロのカメラマンに撮ってもらえる権利が得られるなら、奮発した甲斐がありました」と優勝景品パネルを抱えて満面の笑みでした。
そして、321が誇るアイドルユニット「321アイドル部」の第3期のお披露目ライブも大成功を収め、参加者たちの歓声とカラフルなサイリウムが会場を彩りました。ユニット内のライバルチーム「PALE TULLE」と「グリッターシステム」による日本テレビ系番組「バズリズム02」のエンディングテーマ曲選抜をかけた対決では、PALE TULLEが勝利を収め、メンバーたちは抱き合って喜びを分かち合いました。


地上波エンディングテーマ曲を歌うことになったPALE TULLE

シンガーバトルでの熱戦と感動の優勝

一番の見どころであるライバーたちの歌唱力を競う「SINGER BATTLE」では、12人のライバーが審査員竹中雄大さんとAkira Sunsetさんの前で競い合いました。予選から駒を進め、決勝に残ったのはフルートを加えたR&Bバラードで勝負をかけたネケさん、前日に321アイドル部を卒業した矢田玲華さん、今回が初めてのステージだというなぽさんの3人。

今回の決戦は、審査員2人とオーディエンス投票の3つがそれぞれのファイナリストに割れるという、まさに驚きの展開でした。審査ルールにより多くの観客の支持を受けた矢田玲華さんが優勝。トロフィーとAkira Sunsetさんによるオリジナルソングの権利を獲得した彼女は感極まった表情でファンに感謝の気持ちを述べました。

「去年のリベンジを果たすことができました。いつも応援してくれている皆さんのおかげ。本当にうれしいです」
ゆうこすさんは、イベントを締めくくる際に次のように語りました。
「ライバーの世界は時間と場所さえがあればどこででも自分を表現できる。だれにでもチャンスが平等にある、というのはすごく魅力的な分野だと思っています。今後もいろんなチャレンジをしていく予定なので、321に期待してくださいね」


左から大倉士門、矢田玲華、竹中雄大、ゆうこす(敬称略)

今年の「321 SUMMER FES 2024」、ライバーとファンが一緒に熱い時間を過ごす夏の最高のひとときとなりました。そして、イベントが終わった後もライバーたちとのチェキを求めて会場の外まで50人以上のファンが列をつくり、祭りの余韻は未だ冷めやらぬ感じでした。憧れのライバーと過ごした時間は、きっと素敵な思い出になったことでしょう。フォームの終わり