2024年7月26日発売の「週刊少年ジャンプ」2024年35号で掲載された『呪術廻戦』第264話で、アニメ『呪術廻戦』1期のオープニング映像に再注目が集まっています。



TVアニメ『呪術廻戦』「京都姉妹校交流会編」のOPカット (C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

【ネタバレ注意】こちらが虎杖の領域展開に登場する駅に構内がそっくりな駅です

アニメ1期のOPを彷彿とさせる最新話

 人間の負の感情から生まれる「呪い」とそれを祓う「呪術師」の戦いが描かれる『呪術廻戦』は、アニメでは2期「渋谷事変編」まで放送され、原作マンガは原作者である芥見下々先生の発言から2024年中に完結するのではないか、とウワサされています。

※この記事には『呪術廻戦』最新264話の内容を含みます。ネタバレにご注意ください。

 2024年7月26日発売の「週刊少年ジャンプ」2024年35号で掲載された『呪術廻戦』第264話のラスト3ページで主人公である「虎杖悠仁」が領域展開し、SNS上で関連ワードがトレンド入りしました。

 現在の状況としては、呪いの王「両面宿儺」と呪術師たちによる激しいバトルの真っ最中です。「呪術師複数名vs宿儺」という状況にもかかわらず、むしろ呪術師側が苦戦を強いられていました。そんななか、ついに虎杖が領域展開を行います。すると場所が変わり、虎杖に受肉していたときの姿をした宿儺と虎杖が駅のホームのような場所にいました。

 虎杖が領域展開を行ったことへ驚きの声も聞かれましたが、それ以上に「ここ(駅)がどこか見覚えがある」と読者の間で注目が集まっています。多くの人が思い出したのは、アニメ1期のオープニング映像に登場した電車のシーンでした。

 ちなみに、アニメ1期放送当時はオープニング映像で宿儺の指から生える草の意味について「描かれた草は『フシグロ』という名の植物ではないか」との意見が挙がっていました。のちの212話で「伏黒恵」へ宿儺が受肉したため、「宿儺の指から生える草」はそのことを暗示していた、と考えられています。アニメ1期は2020年10月より放送されているため、およそ4年前からこの展開は決められていたようです。

 そして今回、再注目が集まる電車のシーンも伏線と考える人が大半でした。第265話では、現状、どのようなものか判明していない虎杖の領域展開について、より詳細な情報が得られるはずです。来週の『呪術廻戦』も見逃せません。