腕やヒジのポジションが決まる!
ヒジが伸びて腕が突っぱると、ヘッドが外に上がってしまう(上)。ヒジが緩すぎるとワキがあき、ヒ
ジはたたみやすくなるので捻転の浅いオーバースイングにもなりがち(下)
地面にソールしてから構えると、両腕と両ヒジの位置が安定せず、ズレてしまうことがある。体の正面でクラブを浮かせて持つと両腕が体の前にくる。両ワキが締まってクラブと体の一体感が高まるため、スイング中も外れにくい。両ヒジは向きも安定し、リラックスできるのも大きなメリットだ。
両ヒジが適度にリラックスしているとインパクト以降も腕を滑らかに使えるので、シャフトを体に巻きつけるように振り切れる。飛ばしたいドライバーではこれが大事。
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作った形を崩さず前傾
”ボールとの距離(間合い)”や”手元の位置”が一定になる
前傾するときの注意点は3つ
アドレスのズレは、ボールとの距離や手元の位置が変わってしまうケースも多々あります。このレッスンは、上半身の形を決めたら、あとは前傾してヘッドをボールに合わせるだけなので、ボールとの間合いもズレにくいのが利点です。クラブを両手で握ってアドレスに入るルーティンから、実際にボールを打つ構えをとるときの注意点は3つ。
骨盤だけを下に傾けてクラブを下ろす左寄りのボールにクラブを合わせても体は合わせない目標を再確認するときは頭を回して顔の向きだけを変える
この3つはどれも「事前に作った形を崩さずに前傾する」ためで、形が崩れなければ“いつも同じ構え”が作れて、打球も“つねに同じ球筋”が打てる。崩れない一定のアドレスと球筋は、スコアも崩さない極意になります!