「今年の暑さはトップクラス」気象予報士・蓬莱さんに聞く2024年夏の特徴

「今年の夏、暑すぎない? これ以上暑くなったらどうしよう……」と、連日の猛暑に天気予報が気になっている方も多いのではないでしょうか?

そこで、読売テレビ『かんさい情報ネットten.』のお天気コーナー「スケッチ予報」でお馴染みの気象予報士・蓬莱大介さんに、今年の夏の特徴や2024年8月の天気についてお話を伺いました。

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すでに始まっている暑い夏……
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すでに始まっている暑い夏……

今年は特に暑いと感じますが、例年と比べていかがでしょうか?

今年は平年の真夏の気温を大幅に上回る暑さになっています。すでに関東や東海を中心に40℃を超える地点が続出しています。栃木県佐野市では41.0℃を記録し、日本最高気温記録にあと0.1℃に迫る暑さとなりました。

関西では京都市でも39.4℃を記録し、京都の最高気温記録まであと0.4℃に迫る勢いです。今年の暑さは、すでに過去トップクラスに達していると言えます。

2024年8月以降の天気はどうなるでしょうか?

まだ8月がありますので、さらなる気温の上昇も予想されます。8月の気温も平年より高くなる見込みです。

天気の急変にも気をつけて下さい。今年のゲリラ雷雨は、強烈な印象があると思います。気温が高いと、それだけ水蒸気を多く含むことができます。上昇気流で空高くに運ばれると、水滴や氷の粒になり、それが一気に降ってくると例年以上の激しい雨や雷雨になるんです。

気温が高いことと雨が激しいことは、実はつながっているんです。今後も全国各地、要注意です!