「今年の暑さはトップクラス」気象予報士・蓬莱さんに聞く2024年夏の特徴

暑い夏を乗り切るための注意点

トップクラスに暑い夏を過ごすうえで、注意すべきポイントはありますか?

熱中症による救急搬送者数が1週間で全国12,000人を超えています。今はオリンピックの開催中で、夜中に試合があるため、つい寝不足になる人もいるかもしれません。

体力が減っているときこそ熱中症のリスクが高まりますので、他人事と思わずに、しっかりと休息をとり、水分補給を忘れないようにしてください。

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気象予報士がおすすめする熱中症対策

蓬莱さんが実践する熱中症対策を教えてください

子どもと遊んでいると、つい夢中になってしまうので、特に水分補給を意識しています。今年活用しているのは、ペットボトルごと入れられる水筒です。

これはカバンに直接ペットボトルを入れると結露でぬれてしまうのを防げるだけでなく、ペットボトルが冷たいままで保たれます。

また、100円ショップで購入したペットボトルホルダーも高コスパで便利です。カバンや腰にぶら下げられるので、空になった水筒を持ち歩くのが面倒と感じる人にはおすすめです。

この夏は特に注意が必要ですので、蓬莱さんのアドバイスを参考に、熱中症対策をしながら楽しい夏を過ごしましょう。

蓬莱 大介(ほうらい だいすけ)

2011年より読売テレビの気象キャスターを担当し、現在は「情報ライブ ミヤネ屋」「かんさい情報ネットten.」「ウェークアップ」に出演中。翌日の天気のポイントをイラストで教えてくれる「スケッチ予報」では、ユーモアあふれるイラストが大人気!

写真/蓬莱 大介 文/筒井麻由