宮城と山形にまたがる火山郡の総称、蔵王（ざおう）。南蔵王の玄関口となる白石市は、東京から東北新幹線で約2時間弱のまち。城下町の歴史ある街並みや、四季ごとに異なる表情を見せる大自然も魅力。ここでは、自然と触れ合える白石市の観光スポットを厳選してお届け！
自然と触れ合える白石市の観光スポット5選
白石城
出典：＠naomi2011
歴史好きなら、白石市のシンボルでもある『白石城』へ。ここは、あの有名な独眼竜・伊達政宗の右腕として、生涯支えた初代片倉小十郎（景綱）の城。1995年に復元され、戦後の木造復元天守としては高さ、広さとも日本最大級！春には白石城のある益岡公園で約200本もの桜が咲き誇り、秋には紅葉、冬は雪景色など自然との調和を楽しむことも。
『白石城』を訪れるなら、白石の歴史を深く知ることができる「白石城歴史探訪ミュージアム」とセットで訪れるのがおすすめ。3階の立体ハイビジョンシアターでは、白石の歴史を大迫力で体感することができる。また、城内で行っている本格的な甲冑を身につけられる甲冑体験や、毎年10月に開催する、二代目片倉小十郎（重長）と真田幸村の激闘を総勢120名のエキストラで再現する「鬼小十郎まつり」は見逃せない。
information
《住所》宮城県白石市西益岡町1-16（益岡公園内）※入館は閉館の30分前まで
《営業時間》9:00～17:00 （4月～10月）/9:00～16:00 （11月～3月）
《定休日》12月28日～12月31日
萬蔵稲荷神社
出典：@ganganemi
白石駅から車で約30分の場所にある『萬蔵（まんぞう）稲荷神社』。商売繁盛や五穀豊穣、良縁、子授けなどのほか、近年では縁結びのパワースポットとしても知られているそう。
朱塗りの鳥居が百数十基も並ぶ参道の光景は圧巻で、木々の緑色とのコントラストが鮮やか。豊かな自然を感じながら参道を数分歩いて行くと、山の斜面に造られた社殿がお出迎え。荘厳な雰囲気で、そこにいるだけでも大きなパワーをもらえそう！一粒万倍日（日本の暦に古くからある吉日のひとつ）限定のお守りや、可愛らしいキツネをモチーフにしたお守りも要チェック。
information
《住所》宮城県白石市小原字馬頭山6
《営業時間》─
《定休日》─
材木岩公園
高さ約65m、幅約100mもある国の天然記念物の「材木岩」。『材木岩公園』は、この自然の造形美を間近に眺めながら雄大な景色を満喫できるスポット。春は満開の桜や爽やかな新緑、秋は紅葉と季節ごとに表情を変え、県内外から多くの人が訪れる。
園内の農家レストラン「小原なごみ茶屋」では、おかわり自由の十割蕎麦が人気。また、園内には、一年中冷風が噴き出す洞窟“風穴（ふうけつ）”を利用した「材木岩氷室」（蚕種貯蔵のための施設）も。内部に入ると、空気がひんやり。とても珍しいスポットなので、ぜひのぞいてみて。
information
《住所》宮城県白石市小原字上台
《営業時間》9:00〜16:30
※営業時間は園内店舗・施設により異なる
《定休日》
・材木岩公園：12月1日～翌年2月28日まで
・小原なごみ茶屋：火曜日、水曜日
・材木岩売店：不定休
※園内店舗は冬期休業期間が施設により異なる
不忘山
出典：＠junna_a.k
『不忘山（ふぼうさん）』は、蔵王連峰の南端にある標高約1,705mの山。毎年5月下旬に「南蔵王夏山開き」が開催され、みやぎ蔵王白石スキー場から不忘山山頂を目指すコースや、刈田峠から芝草平を通って不忘山まで縦走するコースなどが楽しめる。
雪がまだ残る山頂を目指しながら、高山植物であるハクサンイチゲやシラネアオイを見つけるのも1つの楽しみ。山頂から眺める絶景もおすすめ。
information
《住所》宮城県白石市福岡八宮字不忘山
《営業時間》─
《定休日》─
鎌先温泉
出典：＠yuuukomi
600年以上の歴史を誇り、古くからこの地に訪れる人の心と体を癒してきた「鎌先温泉」。傷を癒す「奥羽の薬湯」として長く親しまれ、伊達政宗や片倉景綱も入浴したとされる歴史ある温泉郷。
旅館は、大正時代に建築された建物をそのまま残した木造旅館など、古き良き温もりを感じる宿ばかり。情緒あふれる温泉街と素朴な山あいが融合した風景は、レトロで懐かしい雰囲気。日帰りでも温泉を楽しめる旅館もあるので、ゆっくりとくつろぎたい人は要チェック。また、鎌先温泉の周辺には「弥治郎こけし村」や「みやぎ蔵王白石スキー場」など観光スポットが点在しているので、併せて立ち寄ってみるのも良さそう。
information
《住所》宮城県白石市福岡蔵本字鎌先
《営業時間》施設により異なる
《定休日》施設により異なる
（広告の後にも続きます）
自然と歴史を堪能できる白石市
城下町として栄えた歴史ある街並みに、材木岩や不忘山などのダイナミックな自然。観光スポットをめぐった後は温泉でゆったり…。バリエーションに富んだ旅を提供してくれる白石市に、ぜひ訪れてみて。
information
公式サイト：https://www.city.shiroishi.miyagi.jp/
※記事内の情報は執筆時のものになり、情報が変更している可能性もありますので、ご了承ください。
※記事に関するお問い合わせはgirlswalker編集部にお願いいたします。
