宮城県北部の米どころである大崎市では、『鬼首温泉』『川渡温泉』『中山平温泉』『鳴子温泉』『東鳴子温泉』の5つからなる鳴子温泉郷が有名。温泉の種類が多く、日本にある泉質10種類のうち、7種類を楽しめるという温泉郷だとか。ここでは、5つの温泉についてご紹介。それぞれ異なる特徴を持つ温泉地で湯めぐりを楽しんでみては?
大崎市で訪れたい温泉地5選
鬼首温泉
インパクトのある名前がついた『鬼首(おにこうべ)温泉』。諸説あるものの、その昔、坂上田村麻呂が当時“鬼”と呼ばれていた大竹丸を捕らえ、斬首した地であることが地名の由来だとか。とろっとした肌触りのいい単純泉は、日頃の疲れをさっぱりと洗い流してくれそう!
観光スポットも多く、キャンプ場やスキー場、テニスコートでアウトドアやスポーツを楽しむ人も。また、禿岳(かむろだけ)や荒雄岳(あらおだけ)がそびえているため、登山好きにも人気。ゆったりリラックスしたい人には、ブナなどの自然林に癒される高原リゾートがおすすめ。
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《住所》宮城県大崎市鳴子温泉鬼首
《営業時間》施設によって異なる
《定休日》施設によって異なる
川渡温泉
出典:鳴子温泉郷観光協会
『川渡(かわたび)温泉』は、5つの温泉地のなかで最も歴史が古く、藩政中期にはその評判が江戸まで知れ渡っていたという名湯。神経痛や胃腸痛に効くことから、かつては脚気川渡(かっけかわたび)と呼ばれていたとか。
温泉旅館や自炊湯治の宿、共同浴場が立ち並ぶ小さな温泉街は、田園に囲まれてのどかな雰囲気。つなぎを使わない宮城県産和牛100%の和牛バーガーが自慢の「タンブルウィードバーガーズカフェ本店」や、豆こけしの絵付け体験ができる「準喫茶カガモク」など、地元のおしゃれなお店に立ち寄るのも良さそう!
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《住所》宮城県大崎市鳴子温泉字川渡
《営業時間》施設によって異なる
《定休日》施設によって異なる
中山平温泉
『中山平(なかやまだいら)温泉』は、5種類もの源泉が楽しめるのが特徴。「美肌の湯」と呼ばれる重曹泉や、万病に効くとされる硫黄泉、肩こりや腰痛に効果的な単純温泉など、その効能はさまざま。
観光スポットとして訪れたいのは、深さ約100mにもおよぶ大渓谷「鳴子峡」。春は新緑、秋は紅葉が鮮やかで、レストハウスには食事処やお土産コーナーも。また、中山平焼石亦(やきいしまた)地区はブルーベリーの産地として有名で、7月から8月にかけて摘み取り園がオープン。無農薬で有機栽培されたフレッシュな果実を味わってみては?
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《住所》宮城県大崎市鳴子温泉字星沼
《営業時間》施設によって異なる
《定休日》施設によって異なる
鳴子温泉
出典:鳴子温泉郷観光協会
鳴子温泉郷の中心地で、「奥州三名湯」のひとつでもある『鳴子温泉』。昔ながらの共同湯や旅館・ホテルなど、施設によって泉質が違うのも魅力の一つ。湯ざわりや温泉の色・においなど五感で温泉を楽しもう!
鳴子温泉の温泉街は、古くから東北屈指の湯治場として栄えた場所。足湯・手湯や食べ歩き、ショッピングなど、レトロな街を散策するのもおすすめ。「鳴子こけし」のふるさとで、街の中には、こけしポストやこけしオブジェ、こけしマンホールなどの“こけしスポット”も。街めぐりをしながら、お気に入りのこけしを探してみて。
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《住所》宮城県大崎市鳴子温泉
《営業時間》施設によって異なる
《定休日》施設によって異なる
東鳴子温泉
出典:@yuuukomi
『東鳴子温泉』は、美肌効果の高い重曹泉を中心に、さまざまな泉質に恵まれた温泉地。昔から保養温泉地としてカップルやファミリーなど、あらゆる年代の人たちに親しまれてきたそう。
アットホームな雰囲気の宿が多いので、湯めぐりはもちろん、自炊湯治をしたい人にもおすすめ。自炊湯治とは、自炊設備のついた長期滞在可能な温泉のこと。2〜3種類の泉質を楽しめる宿もあるので、昔ながらの湯治宿でじっくりとリラックス&リフレッシュしてみては?
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《住所》宮城県大崎市鳴子温泉東鳴子
《営業時間》施設によって異なる
《定休日》施設によって異なる
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タイプの異なる5つの温泉地を堪能
アウトドアや高原リゾートとあわせて利用したい「鬼首温泉」や、街めぐりが楽しい「鳴子温泉」など、温泉地によって異なる特徴を持つ鳴子温泉郷。さまざまな泉質とともに、個性あふれる街の魅力を堪能してみて。
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公式サイト:https://www.city.osaki.miyagi.jp/index.html
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