アニメのなかには、家族や友人と一緒に観ていると気まずくなってしまうような作品もあります。胸がチラッと見える程度のシーンならまだしも、ヒロインとのベッドシーンなどが生々しく描かれている作品もありました。
毎話のイチャイチャが楽しみになるアニメ『戦×恋(ヴァルラヴ)』キービジュアル (C)朝倉亮介/SQUARE ENIX・「戦×恋」製作委員会
【画像】え…っ? 「キービジュやば」「服着て」 こちらがひとりで観たい過激アニメです(5枚)
あらすじを知らないで観ると後悔するかも
最近は猛暑日が続き、外に出るよりも家でゆっくりアニメ鑑賞をするという人も多いのではないでしょうか。家族や友人と観るという場合もあるでしょうが、一緒に観ていると1話から際どいシーンの連続で、気まずくなってしまうようなアニメもあります。
『戦×恋(ヴァルラヴ)』
朝倉亮介先生の同題マンガを原作とした『戦×恋』は、2019年に放送されたアニメです。本作は主人公「亜久津拓真」が、悪魔と戦う9人姉妹の「戦乙女(ヴァルキリー)」の恋人となって、ひとつ屋根の下での共同生活をする姿が描かれます。
毎話、9人姉妹たちが戦乙女としてレベルアップするために拓真とイチャイチャする場面があり、際どいシーンのオンパレードでした。たとえば、悪魔との戦い前に七女「早乙女七樹」が服を脱ぎ出し、拓真に胸を揉ませたり、五女「早乙女五夜」が体操着で拓真を誘惑して胸をあらわにしながら馬乗りになったりと、どれも衝撃的です。
過激なシーンだけでなく、レベルアップした姉妹たちが悪魔とどのような戦いを見せるのかも、本作の大きな見どころのひとつです。
ネット上では「面白かった。でも、ちょっとやばいシーンがちょくちょくあるから親の前では観られない」「9人の美少女姉妹とのイチャイチャを強いられる主人公がメチャクチャうらやましいです」など、さまざまな感想が出る作品でした。
『嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい』
同人誌サークル「アニマルマシーン」の40原(しまはら)さんによる作品『嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい』は、2018年に「ニコニコ動画」にてアニメが放送されました。1話5分という尺ながらも、ただただ女性のパンツを見るという斬新な設定が人気を博し、「嫌パン」の愛称で親しまれています。
本作は、視聴者が主人公目線で描かれており、シスターや巫女、アイドルにパンツを見せてほしいとお願いし、タイトル通り嫌な顔をされながらヒロインがパンツを見せるというストーリーです。
ヒロインがパンツを見せる際、「変態」「クズ」と罵倒しながらスカートをめくっていく姿に、ネット上で「嫌な顔されながらおパンツ見せてもらうのってこんないいの!?」「人生で経験しなくていいことだけど経験したくなる」などと、新たな刺激を感じた声もありました。また、「全話見ても30分程度で見やすい」と、手軽な見やすさも好評のようです。
『終末のハーレム』
『終末のハーレム』(原作:LINK/作画:宵野コタロー)は、Webコミック配信サイト「少年ジャンプ+」(集英社)にて連載され、2021年にアニメ化されました。
本作の物語は、病を治すために5年間眠っていた主人公「水原怜人」が目を覚まし、男性の99.9%が死滅していた世界で、「メイティング(子作り)」を強く求められるというところから始まります。そして、水原はハーレム世界で誘惑に耐えながら、行方不明となった幼馴染「橘絵理沙」を探すとともに、男を死滅させた「MKウイルス」の特効薬の研究をするのでした。
作中、水原はメイティングを拒み続けますが、生存している他の男たちは毎日のように女性とメイティングする姿が描かれます。その描写も生々しく、TV放送時にはモザイク処理が施されました。
しかし「エロ」だけではなく、「水原が眠っていた間に何が起こったのか」といった謎が回を重ねるごとに発覚するのも見どころです。過激なシーンに目がいきがちですが、水原がどのようにしてMKウイルスの秘密に辿りつくのか、そして、橘と再会できるのかなど、注目すべきポイントが満載です。
そのストーリー性ゆえに「内容はただのエロアニメではない」「タイトルとエロシーンが印象に残るが、設定とシナリオはシリアスで面白い」と、好評の声が出ています。