独特の苦味がクセになる夏野菜の代表、ゴーヤ。
実は苦味に個体差があり、見た目で分かることがあるのです!
うっっっっそぉぉぉぉん!???知らなかったぁぁぁ!と、編集部でも驚きの声があがったゴーヤの真実を紹介します!
好みの苦さに応じたゴーヤの選び方や下処理方法、さらにおすすめの調理方法もありますよ!
※本記事は食の専門家監修によるものです。
■ゴーヤの苦さは見た目で分かる!?
実は、ゴーヤの苦さは見た目から判断できるんです。チェックポイントは、色と表面のイボ。
ほどよい苦味を楽しみたい方は、色が薄く黄緑色で、イボが大きく間隔が広いものを選ぶと、苦味が少ない可能性が高いのです。
強い苦味を楽しみたい方には、鮮やかな濃い緑色で、イボが小さく密集しているものがおすすめです。
■好みの苦さ別!ゴーヤの切り方いろいろ
ゴーヤの苦味は、切り方でも調整できます。
苦味を抑えたい方は、縦に半分に切ったあと、薄い半月切りにするのがおすすめ。
繊維を断ち切るように薄く切ることで、苦味が逃げやすくなりますよ。
苦味を活かしたい方は、厚めの半月切りや輪切りのほか、ワタを取り除いて肉詰めにするなど、切り分けずに豪快に使うのもおすすめです。
■苦さを抑える or 活かす!下処理と調理方法
ゴーヤの苦味は、下処理の方法で大きく変わります。
苦味を抑えたい方は、ゴーヤに塩と砂糖をまぶして軽く揉み込み、全体がしんなりするまで10〜15分ほど置きます。
ゴーヤから出てきた水分をしっかりと絞ってから使います。
水分と合わせて苦味も出るだけでなく、ゴーヤに砂糖で味が付くので苦味が和らぎますよ。
砂糖の甘さが気になる場合は、サッと水で流してください。苦味を活かしたい方は、塩で軽くもむだけで(もちろんそのままでも!)OKです。
さらに、調理方法でも苦味は変化するんです。
苦味を抑えたい方には、「油」と合わせた調理がおすすめ。肉やマヨネーズなどと炒めたり、フライなどの揚げ物にすればほどよい苦味を美味しくいただけますよ。
苦味を活かしたい方には、サラダや和え物、漬物のほか、冷製スープやスムージーに入れるのもおすすめ。シンプルな調理で、苦味がいっそう引き立ちます。
選び方や処理の方法で、苦味の変化を楽しめるゴーヤ。好みの苦さに合わせて、ゴーヤをより美味しく味わいましょう!
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:GourmetBiz編集部>