新幹線の車窓で走らせる「指忍者」 高速指さばきに「さすが」の声

 電車や新幹線での移動中、スマートフォンを見たり、音楽を聴いたり、物思いに耽ったり……。皆さんは何をして過ごしているでしょうか?

 SNSユーザーのガチタンバリン奏者大石竜輔さん(以下、大石さん)が投稿した、移動中だから撮れた動画が16万件のいいねを集めています。

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■ 新幹線の車窓で走らせる「指忍者」

 新幹線の窓際で、右手を走らせる大石さん。人差し指と中指を足に見立て、凄いスピードで動かしています。車窓の景色と相まって、それはまるで忍者が走っているかのよう。

 「俺の右手走るのめっちゃ速いから見てほしい」という説明がつけられた投稿には、「幼い頃よくやった」、「懐かしい」、「元気でた」といった声や、「指先の位置が天才的」、「シリーズ化してほしい」といったコメントが寄せられています。

 調べてみると「電車で景色をみながら忍者を走らせる」という空想が以前から話題となっており、大石さんのように「指忍者」をする人もちらほらいる様子。大石さん自身も、そこから着想を得たといいます。





■ 速すぎる指捌きに絶賛

 しかし、注目すべきはそのスピード感。これほど速い指捌きをこれまで見たことがあるでしょうか?「これは世界目指せる」、「神の右手」、「さすがプロ奏者」、「だからタンバリンが上手い」と絶賛されています。

 この動画は、アラブタンバリン奏者である大石さんが撮影前日に出演した「南郷サマージャズフェスティバル」からの帰り道、八戸~東京間の新幹線の中で撮影したもの。新幹線には他の出演メンバーも同乗していたそうですが、撮影は1人で行ったといいます。

 右手を走らせて左手で撮影するのは意外と難しいようで「いざこのような角度で撮ろうとすると結構手の角度がしんどいです」と大石さん。また、「なかなか怪しいので、1人でいる時の撮影はおすすめしない」とのこと。



 自分の手さえあればできる移動中の遊び。今度新幹線に乗った際には、自分のスピードの限界に挑戦してみようと思う筆者なのでした。

<記事化協力>

ガチタンバリン奏者大石竜輔さん(@ryu1300ryu

(一柳ひとみ)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 一柳ひとみ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024080402.html