カナダから帰国したら人格崩壊した!?→このままじゃ日本で暮らせない【女ひとりカナダ暮らし(3)】

カナダから帰国したら人格崩壊した!?→このままじゃ日本で暮らせない【女ひとりカナダ暮らし(3)】

私はカナダの語学学校で働いていますが、これは仕事で日本に帰国した時の話です。

私はもともと人見知りだった事もあり、あまりハキハキ喋るタイプではなかったのですが、帰国してすぐ、あまりにも日本語がたどたどしかったのか、ホテルの受付で日本語を聞き返されるという事件が発生しました。

「日本人が日本語を喋って日本人に理解されない…」という現実に、自らのアイデンティティーを疑いたくなりましたが、「もともと人見知りだからしょうがないか…」と思っていたんですが…原因は人見知りとは違った所にあるのかもしれません。

カナダから帰国したら人格崩壊した!?→このままじゃ日本で暮らせない【女ひとりカナダ暮らし(3)】

そんな事があったものの、なんとか日本での仕事を進めつつ、仕事の為に新幹線で移動していた時の事です。
「コンニチハー。トナリスワリマス。」と、隣の席に外国の方が座ってきたのです。

カナダから帰国したら人格崩壊した!?→このままじゃ日本で暮らせない【女ひとりカナダ暮らし(3)】

話を聞くと、どうやらカナダから企業研修にきた団体さんのようです。
日本に帰ってから2週間経っていたので、久しぶりに英語を話したのですが、その時にはっと気がついたことがあります。

カナダから帰国したら人格崩壊した!?→このままじゃ日本で暮らせない【女ひとりカナダ暮らし(3)】

私、英語の方が断然はきはきと喋っているんです。

もちろん、日本語の方がずーっと得意なんですが、今では日本語を喋る時に少し緊張しちゃうんです。
なんとなく「失敗しちゃいけない」という強迫観念のような物があるのかもしれません。

逆に、英語は日本語より下手だと自覚しているので、はっきりと話さないと相手に通じないという部分もありますよね。

もしかすると、日本語と英語を使う人のあるあるかもしれませんが、使う言語によって人格まで変わっているような気がします。

カナダから帰国したら人格崩壊した!?→このままじゃ日本で暮らせない【女ひとりカナダ暮らし(3)】

日本語で話すときにはすごく受身の人間になっていて、英語の時にはアグレッシブなイケイケの人格になっている訳です。
自分から知らない人に話しかけたり、客観的に見ても「あの(日本の)ホテルでおどおどしていた人と同一人物なの!?」と突っ込みたくなります笑

言語習得にはこういうアグレッシブな精神が必要なのかもしれませんが、もしかすると自ら主張しないと生きづらい(損をしやすい)海外生活が私をそうさせるのかもしれません…。

外国で暮らしたことのある方には、「うんうん」って頷いてもらえるはずです。(誰かわかってくれますよね…?)

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