最新ドライバーを一気試打!今年のベスト3に入る1本はコレ

クラブのなかで、もっともテクノロジーの進化が著しいのがドライバー。さまざまなタイプがあって、どれも「飛んで曲がらない」と高い評価を得ている。

その人気・話題の新作ドライバーたちは、どんなゴルファーに合うのか?編集部が気になるドライバーを絞って、ギアのご意見番・鹿又芳典に試打・解説を依頼。

鹿又に加え、タイプの違う3人のアマチュアのコメントも参考に、いちばん飛ぶドライバーを手に入れよう!

テーラーメイド Qi10 MAX


SPEC
●体積/460cc ●ロフト角/9、10.5、12度
●シャフト(フレックス)/Diamana BLUE TM50(R、SR、S)
●長さ/45.25インチ ●重さ/約310g(S)●価格/9万5700円

【鹿又Check】テーラーメイドのイメージを覆す圧倒的なやさしさ

慣性モーメントが10000g・㎠を超えた「Qi10 MAX」は、今までのテーラーメイドのイメージを覆すほど圧倒的なやさしさがあります。打球も上がりやすくて、とにかく曲がらない。

他メーカーの高慣性モーメントドライバーと違って、極端な深重心になっていないのでとても振りやすい。新世代の高MOI系ドライバーです。

【編集M】いい意味でカーボンらしさがなくなった

ステルス、ステルス2を経て、カーボンフェースのドライバーの完成形ができた印象。

打感、打音など「カーボンだから……」という違和感がまったくなくなりましたね。

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テーラーメイド Qi10 LS


SPEC
●体積/460cc ●ロフト角/8、9、10.5度
●シャフト(フレックス)/Diamana SILVER TM50(R、SR、S)ほか ●長さ/45.5インチほか●重さ/約310g(Diamana SILVER TM50・S)●価格/9万9000円~

【鹿又Check】パワーヒッターでもヒッカケ、フケ上がりが出ない

「Qi10 MAX」とは違い、これぞテーラーメイドというのが「Qi10 LS」。中弾道のロースピンタイプでヘッドスピード45m/秒以上のパワーヒッターが打っても左に引っかけたり、フケ上がりのミスが出ません。

打球をコントロールするイメージが出せるヘッドシェイプも含めて、バリバリのツアーモデルという印象です。

【ライターN】かなりハード! スピン量が多い人に

アマチュアゴルファーにとってはかなりハードなドライバー。

ただし、バックスピンが多くて悩んでいる人は大幅に飛距離アップする可能性を秘めています。