目の前にそびえる、つけめんの山……!8月5日に、幸楽苑からつけめんを通常の2倍にした「メガつけめん」が発売されました。
「特盛」や「メガ」と聞いたら黙ってはいられない筆者。「メガつけめん」が本当にメガと呼ぶにふさわしい商品なのか確かめるために、開店と同時にお店に行ってきました。
「メガつけめん」。聞いただけでもワクワクしてきます。はやる気持ちを抑えつつお店に急行すると、抑えきれていなかったのか開店3分前に到着。店内はまだ電気がついていなかったので、「あれ?休みかな?」と一瞬ヒヤッとしましたが、開店時間になったらパッと明るくなり、「ホッ……」と一安心。
店内に入って席に座ると、テーブルに設置されているタッチパネル式のタブレット端末で「メガつけめん」(税込930円)を注文。画面には「330円お得!」の文字も躍ります。今回は味変もできるように「にんにく」(税込20円)と「温泉玉子」(税込130円)もトッピングで選んでみました。
楽しみな気分が抑えられず、少しニヤニヤしながら待っていると、7分ほどで運ばれてきました。大きなお皿につけめんがどっさり!つけダレが入った器も負けじと大きいです。思わず「うひょ」と声が漏れてしまいました。
頂上にはトッピングしたにんにく、その脇にはメンマやナルトなどが盛り付けられていますが、斜面が急ですべり落ちそうです。
一方、特製つけダレは甘酸っぱい香りがし、細かく刻まれたチャーシューやネギなどが入っており、通常のつけめんのスープと変わりはないようです。温泉玉子も黄身がジュクジュクしてそうで美味しそう……。もう我慢できない!それでは、いただきまーす!
■ 温泉玉子で黄金のめんに……!
中太のめんを箸で持ち上げても器にあるめんが減っている気がしません。「メガ」が付く料理は、この減らない感覚が大事であり、この光景にニンマリ。心置きなく食べていくぞー!
たっぷりタレを絡ませてズルズルとめんをすすると、ほどよい酸味と辛味のバランスが絶妙。めんとの相性も抜群で、カービィのように口の中へどんどん吸い込んでいけます。
途中でトッピングのにんにくをタレの中に混ぜると食欲を刺激し、吸引力がパワーアップ!山盛りだっためんが驚くべき早さで半分以上なくなってしまいました。あぶない……。まだ温泉玉子を残しているのに、あやうく食べきってしまうところでした。
この温泉玉子はタレに入れるのではなく、めんの上に。ここで黄身をプチッと割り、めんと絡ませます。めんと黄身が絡んだビジュアルたるや……。まるで黄金のめんです。
ほどよくタレをつけてすすると、酸味と辛味の中にまろやかさが加わってグッド!つけめんも終盤にさしかかっているというのに、またズルズルいってしまいます。「あぁ……、一生こののど越しを味わっていたい……」。
という願いもむなしく、大皿の上にはエアーしかなくなってしまいました……。渋々、完食。ごちそうさまでした!幸楽苑の「メガつけめん」は、見た目やボリュームなど、メガと呼ぶにふさわしいつけめんでした。期間限定ということなので、気になった人はお早めに。
(取材・撮影:佐藤圭亮)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 佐藤圭亮 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024080506.html