大谷選手のグローブも!阪神甲子園球場のバックヤード見学やVR体験ができるスポット

見て、触れて、熱いときめきを体感!

歓喜のビクトリー

スタジアムツアーを終えたら「甲子園歴史館」の入り口に戻って、チケット売り場の奥にある阪神タイガースゾーンへ。

「歓喜のビクトリー」のコーナーは、記憶に新しい2023年の優勝を含む、過去4回の阪神タイガースの優勝関連の展示です。1985年、2003年、2005年のペナントや選手のサインボール、バットなど、ファンにとってはたまりませんね♡

ヒーロー列伝

館内は、1935年からの球団の歴史を、実際に使われていた野球道具や写真とともに伝える「栄光のヒストリー」から歴代名選手ゆかりの品を展示した「ヒーロー列伝」へと続きます。これらの展示はシーズン中に追加されたり、不定期に変わるそうなので訪れてからのお楽しみ!

名場面シアター

タイガースゾーンの中間地点にある「名場面シアター」では、実際のマウンドの映像が映し出されていました。大型モニターで過去のタイガースの名シーンや、キャンプで撮影したタイガース選手の投球をキャッチャー目線で体感できる「投球体感映像」は大迫力。プロの投球の凄さをぜひ体感してみてください。

「体験!タッチスタジアム」では、阪神タイガースの人気選手が実際に使用していたグローブやバットなどを自由にさわって、その重さや大きさを実感できます。

「ドラフト体験コーナー」では、実際のドラフト会議のアナウンサーの声で自分の名前を指名してもらう体験も。セ・パ12球団から指名してほしい球団を選び、好きなポジションと自分の名前をタッチパネルに入力。自分の名前が呼ばれるのは感動ものです。

館内は写真撮影OKですが、このコーナーでは動画の撮影準備をお忘れなく♡

最後に「VRコーナー」へ。ヘッドセットを装着して、リアルな阪神甲子園球場を体感。選手と一緒に優勝の鏡割りを体験したり、高校野球の決勝戦を360度見渡せるグラウンドのポジションで実感したり、その臨場感はたまりません!

続いて、歩行者デッキを通って球場エリアへ移動して、高校野球や阪神甲子園球場の展示を見学します。

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球場100年の歴史と高校野球の感動をふたたび

外野レフト2Fにある球場エリアは、高校野球が始まった1915年から現在にいたるまでの情報が盛りだくさん。

中でも「メモリアルコレクション」コーナーにある「ボールウォール4253」は、2005年当時の日本高等学校野球連盟加盟校数と同じ数の白球を並べ、甲子園出場校の名前を印字。4253個ものボールがぎっしりと並ぶ光景は迫力満点。戦前の出場校の中には、朝鮮、台湾、満州の代表校の名前もありました。

みなさんの母校の名前もあるかも知れませんよ!

他にも横浜高校で活躍した松坂大輔さんの当時のユニフォーム、星稜高校時代の松井秀喜さんのユニフォームなど、球界を代表するプロ野球選手たちが高校時代に着用していたアイテムも展示されています。

今や世界的なスター選手、メジャーリーグ「ロサンゼルス・ドジャース」の大谷翔平選手が花巻東高校で甲子園に出場した時のグローブも展示されていましたよ♡

実在する選手だけでなく、アニメや漫画のキャラクターも!

「まんがと甲子園」のコーナーでは、甲子園と野球を題材にした漫画を巨大パネルで展示しています。「ダイヤのA」「act2」「MIX」「ROOKIES」などは女性ファンも多く、「ドカベン」「巨人の星」「タッチ」といった昭和の名作をなつかしむ人の姿も見られました。

さらに進み、「バックスクリーンウォーク」の通路には、1934年から1983年まで使われていた手書きのスコアボードが展示されています。往年のスター選手の名前が、力強くてあたたかみのある文字で書かれています。

始球式などで来場した著名人のサインボール展示は、隠れた人気スポットなんだそう。海外アーティストや人気アイドルのものもあるので、「推し」のボールを探しに来る人も多いのだとか。

最後に、バックスクリーン前の展望スペース「バックスクリーンビュー」から球場を一望できます。閉館30分前、または試合開始30分前までの限定公開なので、訪れる際は時間を確認してくださいね!