ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、ここまで打率、本塁打、打点の打撃3部門でリーグ上位の成績を残している。8月に入った現在も三冠タイトル独占の可能性も高まっている中、米国内ではさらなる偉業達成への期待も膨らんでいるようだ。
【画像】“レッドカーペット・ショー”に揃って登場!大谷翔平&真美子夫妻の厳選ショット! 米スポーツメディア『BOLAVIP US』では現地時間8月6日、公式サイト上で「ほぼ不可能な記録が達成間近」と評しており、大谷の今季の本塁打・盗塁数の予想として、「48本、45盗塁という驚異的な数字で締め括る可能性がある」と報じている。
同メディアは、現在まで大谷が残している、34本塁打、32盗塁(8月7日現在)という数字を踏まえ、「ドジャースの日本人スーパースター、ショウヘイ・オオタニは、メジャーリーグの歴史に新たな一ページを刻もうとしている」と綴りながら、「彼の多才さはただただ印象的だ。打撃力に加え、日本人選手はベースランニングでも並外れた能力を発揮し、1シーズンで26盗塁という自身の最高記録を上回った」と賛辞を並べている。
さらに、本塁打、盗塁の「40-40」という記録達成に順調に向かっていることで「野球ファンの間で大きな期待を生み出している」として、米国内の反応を伝えている他、「彼のパワーとスピードの組み合わせは野球界では他に類を見ないものであり、多くの人が、彼がこの記録に到達するのに必要な才能を持っていると信じている」などと、ポテンシャルの高さを強調した。
また同メディアは、来季、再び投手としての活動も行うことを見込み、「この日本人選手は2023年に行われたトミー・ジョン手術から無事に回復し、マウンドに戻ることを熱望している」と指摘。その上で、「投手と打者としてのオオタニを見ることができる見通しは、野球ファンにとって楽しみなことだ。彼がマウンドに戻ることで彼のプレーがより広がることとなり、彼はさらに完成度の高い選手になるだろう」と期待を寄せている。
2024年は打者のみで常時出場を続け、打撃、走塁で高い数字を残しながら、主力選手としてチームを牽引する大谷。自身初のプレーオフへの出場も視界に捉え、個人成績でも現地メディアやファンが関心を寄せる、「40-40」達成も現実味を帯びていることは間違いない。残り50試合を切ったレギュラーシーズンの戦いでも、「日本人スター」への注目度は高まり続けている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】40-40へ視界良好! 大谷、今季34号ソロ本塁打
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