グローバルグループ「BTS(防弾少年団)」SUGAが電動スクーターの飲酒運転後に重ねて謝罪した。弁明文に批判が続くと、同じグループのメンバーRMまで様子をうかがった模様だ。
6日、SUGAはソウルのヨンサン(龍山)区一帯で飲酒後に電動スクーターを運転して転倒し、近くの警察官に摘発された。
公開されたCCTVを見ると、SUGAは電動スクーターに乗って道路を急速で走った。SUGAの当時の血中アルコール濃度は免許取り消しのレベルだった。
しかし、SUGAは事件発覚した当時、所属事務所との謝罪文を通じて「電動スクーター」ではなく「電動キックボード」と説明して事態を縮小したという疑惑を受けた。
7日、SUGAの所属事務所Big Hit Musicは「飲酒状態で帰宅中にヘルメットを着用して電動キックボードを利用して500メートルほど移動後、駐車時に倒れた」と明らかにした。
SUGAも謝罪文を通じて「近い距離という安易な考えと飲酒状態で電動キックボードの利用が不可能であることを全く認知できなかった。家の正門の前でキックボードを立てる過程で倒れた」と話した。
しかし、SUGAの実際の居住地から遠く離れた地点で発見されたという点、電動キックボードではなくサドルがある電動スクーターだった点などを明らかにせず、事態を縮小したという疑惑を受けた。
SUGAはこの指摘に改めて謝罪したが、一般大衆の失望はさらに大きくなった。こうした中、メンバーRMが同日SNSに「The Genius Community’s 25 Best Albums of 2024 So Far」という投稿を共有し、自身のソロ2ndフルアルバムがトップ10にランクインしたという事実を共有したが、すぐに削除した。
SUGAの飲酒運転、そして事態縮小議論で「BTS」のメンバーまで様子を伺うなど被害を受ける中、SUGAの今後の成り行きが注目されている。