ついにレアル・マドリーの一員となったキリアン・エムバペは、1年目からその実力を存分に発揮できるか。キャリア初の国外移籍、それも行き先がマドリーともなれば、決して簡単ではない。
ただ、非常に心強い前例がある。ジュード・ベリンガムだ。昨夏に加入したイングランド代表MFはすぐさま順応し、ラ・リーガ3位となる19ゴールを奪ってみせた。
ヴィニシウス・ジュニオールは、エムバペはベリンガムに続くはずだと考えている。
英メディア『90min』によれば、白い巨人のエース格で、バロンドール候補にも挙がるブラジル代表FWは、「(エムバペとの連係は相手にとって)残酷なものになるだろうね。誰もが素晴らしい活躍を期待している。移籍はいつだって非常に複雑なものだから、できるだけ早く適応できるよう、彼のケアに全力を尽くしているんだ」と伝えたうえで、こう語った。
「昨シーズンに来て輝きを放ったジュードとは、すでにそれができている。だから、キリアンともっと多くの時間を過ごせるといいね。エンドリッキも入ってくる。彼はとても若いけど、自分が必要とされる時に助けられると思えている」
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昨季はラ・リーガとチャンピオンズリーグを制し、2冠を達成した。しかし、飽くなき向上心を持つヴィニシウスは、決して満ち足りていない。
「昨シーズンより多くのタイトルを獲得し、より多くのゴールを決め、より多くのアシストを決め、進化し続けたい。僕はまだ24歳だ。すでに6年ここにいるけどね。最初の試合から早速、決勝戦だ。今シーズンがとっておきのものになるよう、準備をして(これから合流する)残りの選手たちを待っている」
タレント力がより一層増したマドリーは、現地時間8月14日にヨーロッパリーグ王者のアタランタとスーパーカップを戦う。昨季超えへ、まずは1つ目のタイトル獲得なるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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