フォルトゥナ・デュッセルドルフは8月8日、DF内野貴史がUAEのアル・ワスルに完全移籍すると発表した。
2021-22シーズンにデュッセルドルフのセカンドチームに加入した内野は、22年3月にトップチームデビューを果たす。同年10月にプロ契約を結ぶと、23-24シーズンはドイツ2部リーグで16試合1ゴールを記録。今夏に開催中のパリ五輪を戦ったU-23日本代表にも選出されていた。
今回の移籍について、クラブ役員のクラウス・アロフス氏は、公式サイトで以下のように説明した。
「移籍はすべての関係者が満足することが重要です。それは今回のケースも同じです。内野貴史は我々のもとで成長を続けてきましたが、彼のポジションにはマティアス・ツィマーマンという経験のある選手がいます。今回の移籍は、彼(内野)のキャリアをさらにステップアップさせるチャンスを与えるものです。我々は素晴らしい性格を持つ”タカ”に感謝するとともに、彼のこれからの成功を祈っています」
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またスポーツダイレクターのクリスティアン・ウェバー氏は、次のようにコメントしている。
「我々はアル・ワスルへの移籍で、関係者全員にとって素晴らしい解決策を見つけることができました。タカとの契約はあと1年しか残っていませんでしたし、出場時間を増やしたいという彼の願いは、おそらく今シーズン中に実現するのは難しかったと思います。そこで我々は良いチャンスが訪れた場合、別々の道を歩むことに合意していました。新しいクラブでは、彼が望んでいた出場時間を得ることができるでしょう」
内野の新天地での活躍に期待だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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