加入してから満足にピッチに立つことができていない。キャリアを考え、進むべき道を選ぶときだ。
セルティックの小林友希は苦戦が続いている。アンジェ・ポステコグルー政権の2022-23シーズン途中に加入したときは、閉幕までの7試合に出場した。だが、ポステコグルーが去り、ブレンダン・ロジャーズ監督になった昨季は、1試合も出場できていない。
ベンチ入りすらできない状況が続いているだけに、ロジャーズの信頼を得られていないことは明白だ。契約は2028年まであと4年。選手にとっても、クラブにとっても、何かしら打開策が必要だ。
その小林には、日本帰国の噂とともに、同じスコットランドのセント・ミレンからの関心を報じる声もある。セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』は8月7日、セント・ミレンに移籍することが、小林自身とセルティックにとってベストだと主張した。
同メディアは「現在24歳、出場機会を得られる環境を見つけることが、彼の成長には非常に重要だ。セント・ミレンは理想的な場所かもしれない。似たような境遇にあったクォン・ヒョクギュのセント・ミレンでのインパクト(昨季後半戦でレンタル移籍)を見れば分かる」と報じた。
「コバヤシはセルティックで大きく序列を下げている。新たなスタートを切ることが、全員にとって最善の道ということもある。どのみち、サッカーにおいてキャリアは短いのだ」
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67 HAIL HAILは「コバヤシはセルティックで2028年までという非常に長期の契約を結んでいる。そのため、完全移籍は難しいかもしれない」と続けている。
「たとえレンタルでの移籍でも、キャリア展望を取り戻し、価値を高められる。完全移籍ならセルティックは貴重な枠と報酬負担軽減、ウィンウィンとなるだろう」
スコットランドリーグが開幕し、シーズンが本格化していくなかで、小林はこの夏、どのような決断を下すのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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