米軍基地の電話にはギャンブル要素がある!?→思わずオーマイガッ!と言いたくなる理由【米軍基地で働いてみた(63)】
米軍基地の電話にはギャンブル要素がある!?→思わずオーマイガッ!と言いたくなる理由【米軍基地で働いてみた(63)】
今回も私がアメリカ軍基地で働いていた時のお話しです。
携帯電話が普及してからもしばらく経っても、米軍基地では携帯電話の使用が禁止されており、固定電話しか使えず、更に電話をする時には電話交換手を通す必要がありました。
若い方は知らないかもしれませんが、電話交換手とは、電話をかけたい人が受話器を取るとまず繋がる相手で、電話をかけたい相手先を確認してから、機械で電話回線を手動で繋ぐ仕事をしていた人です。
電話交換手の中にはインド訛りが強く、電話越しに英語が聞き取りにくい交換手もいたりして通話がスムーズにいかないこともありました。
ただでさえ日本人の私にとって英会話では苦労が多いのに、電話だとジェスチャーなども使えないので「どうかきれいな発音の英語でありますように!」なんて祈りながら電話をかけるなんてこともしばしば…まるでギャンブルです。
そんなある日、兵士がマッサージの予約をしにきたので、委託していた外部のセラピストに問い合わせをする為に電話をした時のことでした。
電話口から聞こえてきた交換手の声は明らかに慣れていない若い男性兵士の声だったのです。
通常、基地の電話交換手は通信専任スタッフが担当していましたが、スタッフが休みの時は兵士が当番制で交換手をしており、当然(?)専門のスタッフではない為によくトラブルが起きるのでした。
一抹の不安を覚えながらも、セラピストの電話番号を伝え、電話が繋がるのを待っていましたが、繋がる気配はありません。
米軍基地の電話にはギャンブル要素がある!?→思わずオーマイガッ!と言いたくなる理由【米軍基地で働いてみた(63)】
時々若い兵士が「繋がった?」と訪ねてきますが、一向に繋がらないので「No!」と何度も答えます。
色々と試しているようですが「Oh My God!(なんてこった)」と弱音を上げる始末…。(言いたいのはこっちなのですが。。)
私の目の前にはマッサージの返事を待つ兵士が若干イライラしながら待っていてめちゃくちゃ気まずい状態です…。
この後、どうなってしまうのか、、お話の続きは下の関連記事からチェック!