パリ五輪にフィールドホッケーの選手として参加していたオーストラリアのトーマス・クレイグが現地8月6日の0時30分頃、パリ市9区ドゥエー通りでコカイン約1グラムを購入・所持したとして当局に逮捕された。
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勾留されていたクレイグは8日、注意を受けて罰金もなく釈放。メディアの前で謝罪した。
「私はとんでもない過ちを犯した。皆さんに恥をかかせてしまい、本当に申し訳ない。自分の行動の全責任は自分が持つ。私の行動は私自身のものであり、家族やチームメイト、友人、五輪チームは一切関係がない」
オーストラリア選手団の団長アナ・メアレスは、「彼の行動を許容することはできず、五輪選手の特権をはく奪した。すでに選手村を退去しており、閉会式に戻るつもりはないと聞いている。戻ってきたとしても出席はできない」と語り、オーストラリア代表団から追放したと説明した。
オーストラリアの男子フィールドホッケーは、8月4日に行なわれた準々決勝でオランダに敗れていた。
構成●THE DIGEST編集部
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