日本時間8月9日(日付は以下同)、パリ五輪レスリング競技の女子フリースタイル57kg級準決勝がシャン・ド・マルス・アリーナで行なわれ、日本代表の櫻井つぐみがヘレン・マルーリス(アメリカ)と対戦。10-4で勝利し、決勝進出を決めた。
1回戦は6-1、2回戦はフォール勝ちで準決勝まで駒を進めた櫻井。勝てば銀メダル以上が確定する大一番、リオ五輪で金、東京五輪で銅メダルに輝いている実力者マルーリスを相手に、第1ピリオドはなかなか攻め切れず0-2と劣勢を強いられる。しかし終了間際に4ポイントを獲得し、4-2と逆転して第2ピリオドへ突入する。
迎えた後半も果敢に攻め続け、タックルなどから順調にポイントを獲得。粘る相手を振り切り勝利を収めた。
2021年から世界選手権3連覇中を果たし、世界ランク1位に君臨する櫻井。このまま前評判通りの実力を発揮し、自身初となるオリンピックの舞台で頂点まで駆け上がることができるか。決勝は明日10日、洪可新(中国)とアナスタシア・ニキータ(モルドバ)の勝者と行なわれる。
構成●THE DIGEST編集部
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