胸元に輝くアイテムの秘密を告白した。
現地8月6日、パリ五輪の女子スケートボードパーク決勝で東京五輪銀メダリストの開心那(世界ランク1位)が3本目のランで92.63点をマークし、前回大会に続く銀メダルを獲得した。
15歳の現役高校生が、またも快挙を成し遂げた。予選トップ通過を果たした開は2本目を終えて、91.98点の暫定トップ。勝負の3本目でスピードに乗ったライディングで次々と高難度のトリックを披露し、ラスト10秒は練習で一度も成功できなかった大技「ウォールライド」を決め、45秒間をフルメイク。最高得点をマークすると、会場は大きな拍手に包まれた。
東京大会に続く銀メダルとなった開は翌日、テレビ朝日の報道番組『報道ステーション』の現地スタジオに出演。「早く(地元の)北海道の皆さんにメダルを早く見せたい」と喜んだ。メダルを掴み取った会心のラン3本目については、「ぶっつけ本番みたいな感じだったんですけど、最後まで滑り切れて嬉しかった」と語り、「誰もやったことがない、新しいことをやって1位を取りたかった」と唯一無二の大技を振り返った。
また、滑走する前に必ずネックレスを触る仕草を問われると、「自分の中でアクセサリーはお守りみたいな存在。緊張したときは自分のネックレスだったり、ピアスを握ったりして自分に『できる、できる』と言い聞かせています」と明かし、ファッションによって変えたりするとし、オシャレも楽しんでいる。
スケートボードが五輪競技に採用されてから、パリで2大会目を迎えた。「オリンピックはユニホームが決まっているんですけど、普段は自分の好きな服装で滑れるので。本当にいろんな人が始められると思うし、競技になったことでスケートボードを知らない人もテレビで見て知ってもらえたので、もっとスケートボードをやる人が増えてほしいな」と願いを込めた。
最後には、2028年ロス五輪での金メダル奪取を明言。あどけない笑顔で、今度こそ五輪女王になると力強い言葉で締めくくった。
構成●THE DIGEST編集部
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