「留めるのはお金を捨てるようなもの」スビメンディ加入なら遠藤航は放出すべき。地元メディアが主張「獲得なしでも出場機会は若手に」と予測

 この夏のマーケットで静かだったリバプールだが、ここに来て久保建英のチームメイトへの関心が取りざたされている。その行方は、遠藤航の去就にどう影響するのだろうか。

 8月8日、複数のメディアはリバプールがレアル・ソシエダのマルティン・スビメンディ獲得に動いていると報じた。以前から中盤強化の必要性が騒がれていたリバプールが、ついに遠藤のライバルとなり得る選手を加えるのか注目されるところだ。

 周知のとおり、遠藤は厳しい状況に立たされている。アルネ・スロット監督の新体制で、プレシーズンマッチの直近2試合は先発落ち。この夏の放出の可能性も噂されている。

 リバプール専門サイト『Anfield Watch』は、たとえスビメンディの獲得が実現しなかったとしても、遠藤は「良い立場にない」と報じた。

「現在31歳のエンドウは、今後1、2年で向上する選手ではない。居場所を失えば、取り戻すことはないだろう。スビメンディではない選手への出場時間は、ステファン・バイチェティッチか(残留なら)タイラー・モートンのものとなるだろう。このポジションで成長できるもっと若い選手ということだ」
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 さらに、同メディアは「これは、リバプールが1年でエンドウを放出する兆候のように感じる。彼の去就はスビメンディの加入と関連していないとの報道もあるが、実際に彼に対する関心があるなら、それは考えにくい。(遠藤を)留めるのは、理由もなくお金を捨てるようなものだ」と続けている。

「ファーストチョイスの補強でなかったにしても、ユルゲン・クロップ前監督はエンドウの大ファンだった。『マシン』と呼び、出会ってきた中で『最もハードワークするひとり』と評した。だが、日本代表は一年だけということになりそうだ。新監督はアップグレードを望んでいる。そしてクラブは喜んでそれを叶えようとしているようだ」

 指揮官が変わればチームは変わる。遠藤がどのように2024-25シーズンへ臨むことになるのか注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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