「フットボールじゃない」敗戦後にブラジルを批判、スペイン女子FWエルモソが自身の発言を釈明「文脈を無視して受け取られることが多い」【パリ五輪】

 スペイン女子代表のFWジェニファー・エルモソが自身の発言について釈明している。

 現地時間8月6日に開催されたパリ五輪・女子サッカーの準決勝で、スペインはブラジルと対戦。2-4で敗れてベスト4敗退となった。

 この試合後、エルモソはブラジルの戦い方を「フットボールをしないチームに4点も取られた。私たちの背後でばかりプレーしていたが、これはフットボールじゃないし、私は好きではない。あからさまに時間稼ぎをした」などと批判した。
【PHOTO】2024年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介!
 スペイン大手紙『AS』によると、この発言を受けて、エルモソのSNSにはブラジルのファンから怒りの声が殺到したという。スペイン女子FWは以下のように謝罪している。

「伝えたいのは、ブラジルを軽視したことはないということ。(ブラジルの主将)マルタは私の参考とする選手であり、これまでの10年間、彼女を称賛してきた。ブラジルはとても好きなチームの1つ。私の発言で気分を害した人がいるなら申し訳ない」

 さらに続けて「何かを発言すると、文脈を無視して受け取られることが多く、人々はそれを攻撃と受け止める。私が言いたかったのは、時間を無駄にしたり、選手間でわざと争いを起こそうとするのはフットボールではないということ」と、自身の発言の意図を説明した。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「あまりにも酷すぎる」「これは現実なのか」3位決定戦で衝撃の0-6惨敗にエジプトのファンは怒り!「信じられない結果だ」【パリ五輪】 

【記事】「言っていいですか。勝てたよ」なでしこJのアメリカ戦敗北に元日本代表戦士が意見「疲れてたのかな」【パリ五輪】 

【PHOTO】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの悩殺ショットを一挙お届け!