「AIは酔っているのか?」Chat GPT選出のプレミア史上最高の11人が物議「サラーはロナウドより上」「デ・ブライネはどこだ?」

 人工知能チャットボットのChat GPTが、プレミアリーグ史上最高の11人を決定した。英紙『THE Sun』が報じている。

 選ばれたイレブンは以下のとおり。

GK:ピーター・シュマイケル
DF:ガリー・ネビル、ジョン・テリー、リオ・ファーディナンド、アシュリー・コール
MF:ロイ・キーン、スティーブン・ジェラード、フランク・ランパード
FW:クリスティアーノ・ロナウド、ティエリ・アンリ、ライアン・ギグス

 この顔触れに、『THE Sun』は「マンチェスター・ユナイテッドの元スター選手6人を選び、4-3-3のフォーメーションを採用した」とし、ファンの様々な反応を伝える。

 まず、「ロイ・キーン、スティーブン・ジェラード、フランク・ランパードが中盤に加わったことで問題が生じた」とし、こう続ける。

「歴史が証明しているように、ポール・スコールズは元チェルシーのスター選手やリバプールの伝説の選手と並んで、史上最高のミッドフィルダー3人として数えられる。スコールズではなくジェラードが選出されたことに眉をひそめる人もおり、あるファンは『プレミアリーグで優勝していないのに、先発メンバーに入ることは絶対にできない』と語った」
【PHOTO】2024年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介!
 また、近年のマンチェスター・シティで輝きを放つ名手の不在も話題だ。

「ケビン・デ・ブライネがどこに当てはまるかという疑問もある。彼は完全に除外されている。ファンはすぐに彼がいないことに気づき、『デ・ブライネはどこだ? 彼はプレミアリーグ史上最高の攻撃的ミッドフィルダーだ』と述べた」

 守備陣に関しては、「プレミアリーグで6回優勝したカイル・ウォーカーではなく、ガリー・ネビルが選ばれて物議を醸している」という。またモハメド・サラーが選外になった攻撃陣も議論を呼んだ。

「ある人は『サラーはロナウドより上だ。彼はイングランドで全盛期を過ごした』と主張。その他のユーザーでは『AIは酔っているのか?』と面白おかしくコメントし、別のユーザーは『このChat GPTは正常に機能していない』と訴えた。

 一方、プレミアリーグで最多13回優勝したライアン・ギグスは左サイドで先発。これについて、あるファンは『ウェイン・ルーニー抜きのプレミアリーグ歴代ベストイレブンは存在しない』と言った」

 同紙は加えて、「プレミアリーグの最多得点者アラン・シアラーは欠場し、代わりにティエリ・アンリが選出。パトリック・ビエラとエデン・アザールも選ばれなかったのは不運だったと言えるだろう。攻撃陣のポジションを巡る競争も激しく、ルーニー、デニス・ベルカンプ、セルヒオ・アグエロも惜しくもメンバー入りを逃した」とまとめた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「言っていいですか。勝てたよ」なでしこJのアメリカ戦敗北に元日本代表戦士が意見「疲れてたのかな」【パリ五輪】

【記事】【U-23日本代表22選手の通信簿】ベスト8の大岩ジャパン、全体的にはまずまずの評価。唯一の『S』はGS突破の立役者【パリ五輪】

【PHOTO】トップリーグに続々参戦!2024年夏に海外で新天地を求めたサムライたち