国内トップクラスの大学と言われ、旧帝国大学の1つでもある東北大学。政界や財界にリーダーを輩出し続けていて、就職に強いことでも知られています。
それだけではなく、「研究設備が整っていて国際的にも注目されている」「ダンスサークルで全国1位を獲得した実績がある」「じつは学食がおいしい」など、充実したキャンパスライフを送るための魅力も満載。
出典:東北大学
この記事では、各学部の様子から、学業とアルバイトの両立、将来の夢などプライベートにまつわることまで、東北大学の在学生たちのリアルな声をリサーチ。宮城県仙台市にあるキャンパスを想像しながらチェックしてみて!
東北大学在学生のリアルな声をリサーチ
【各学部の様子をリサーチ】学部“あるある”とは?東北大学は真面目な人が多い
出典:東北大学
──在籍している学部と学部の印象を教えてください。ご自身が思う、その学部の“あるある”があれば併せて教えていただきたいです。
「化学・バイオ系を勉強しています。大学のサポートが手厚いので、大きな功績を成し遂げている先輩方が多い印象があります」(工学部3年・女性)
「物理を中心とした電気、情報分野、力学、数学、電気回路、電磁気、プログラミングなどを学んでいます。工学部は研究第一で、女子の人数は少ないけど、その分仲が深まります。真面目な人が多くて、メガネ率が高いかも」(工学部2年・女性)
「動物科学を広く勉強しており、免疫学の分野を専攻しています。農学部は男女比が5:5と言われていますが、女子が多い印象。みんなでわちゃわちゃ楽しみたい人も、少人数でゆったり過ごしたい人もいて、好きなように過ごせます。今はキャッチボールが大ブーム!また、学年が上がるにつれて先生方との距離感が近くなり、分野ごとの授業では教員含め全員が顔見知りになります」(農学部3年・男性)
「心理学や社会学、言語学などを学んでいます。文学部は語彙力が高い人が多い印象。勉強できる分野が豊富で面白いです。優れた先生が揃っているのも自慢できるところ」(文学部2年・女性)
「生物の勉強をしています。生命科学研究科は外国の学生が多い印象」(大学院生命科学研究科1年・男性)
「統計や微積を使ったミクロやマクロを学んでいます。文系とはいえ、計算することが多い毎日です」(経済学部2年・女性)
<CHECK>
2024年6月に「国際卓越研究大学」の認定候補に選定された東北大学。東京大学や京都大学も候補に上がる中、国際的に卓越した研究を展開する大学として東北大学だけが選ばれました。優秀な人材や研究施設を揃え、教育面の充実もあり、国際的にも注目されています。
【東北大学の自慢をリサーチ】図書館の蔵書が多く、学食ではカレーが人気!
──学食のお気に入りメニューはありますか?また、東北大学の施設や設備、取り組みなどで自慢できること・ものがあればお聞きしたいです。
「青葉山新キャンパスの図書館が自慢。学食で好きなのは自家製カレー大盛り。390円程度でお腹いっぱいになります」(工学部3年・男性)
「学食のお気に入りは、杜ダイ唐揚げ(川内の杜ダイニングの唐揚げ)。図書館の蔵書数は日本でトップクラスだと思います」(文学部3年・女性)
「地元では東北大に在籍していること自体が自慢。国際色豊かで、宗教が異なる学生もいるため、学食にはハラールの食事もあります。好きな学食は味噌カツ定食!サックサクですごくおいしい!」(経済学部2年・女性)
「ストリートダンスサークルWHOに所属しています。大学生からダンスをはじめ、先輩たちに混じり全国大会優勝の舞台(Japan Dancers’ Championship 2023)を経験できたことはとても印象に残っています。大学院進学や留学のサポートが手厚いことや、農学部は建物が新しく、実験設備も比較的新しいものが多いことも自慢です」(農学部3年・男性)
<CHECK>
他に、「東北大学附属図書館」は本館と4つの分館があり、総蔵書数は420万冊以上。学食では自家製カレーが人気!他にも「頭脳うどん」や「ロコモコ定食」などバリエーション豊富で、学食へ行くのが楽しみになりそう。
【勉強方法をリサーチ】独自の勉強方法で学習に集中!
出典:東北大学
──勉強方法について、工夫している点はありますか?併せて、授業時間を含めた平日・休日それぞれの平均勉強時間を教えてください。
「環境から整えています/授業を含めた平均勉強時間は[平日]7〜10時間[休日]3〜5時間」(理学部3年・男性)
「ひたすら量をこなすことと、講義全体の流れを理解した上で分野ごとに理解を深めるようにしています/授業を含めた平均勉強時間は[平日]7〜10時間[休日]1〜3時間」(農学部3年・男性)
「授業で習ったら早めに課題を消化。平日に勉強して休日はサークル活動をしています/授業を含めた平均勉強時間は[平日]7〜10時間[休日]1時間未満」(工学部3年・女性)
「エビングハウスの忘却曲線を意識しています/授業を含めた平均勉強時間は[平日]5〜7時間[休日]1時間未満」(文学部3年・女性)
「やるときにガッとやる。弱い自分を認めて図書館などで勉強をしています/授業を含めた平均勉強時間は[平日]5〜7時間[休日]1時間未満」(工学部2年・男性)
「カフェに行き、アイスコーヒーのブラックを一番大きいサイズで頼み、氷が溶けて薄くなるまでずっと勉強しています/授業を含めた平均勉強時間は[平日]7〜10時間[休日]3〜5時間」(経済学部2年・女性)
<CHECK>
最難関国立総合大学群と知られる旧帝大だけあって、合格した在学生たちは独自の勉強法を実践している様子。また、レベルの高い授業を受けられるからこそ、きちんと授業についていくのも大切なこと。毎日平均的に予習・復習をする人もいれば、平日と休日にメリハリをつけて勉強する人もいるのが印象に残りました。
【バイトや休日の過ごし方をリサーチ】休日は授業以外の勉強やサークル活動で充実
出典:東北大学
──どんなバイトをしていますか?バイトと学業を両立させるコツや、休日の過ごし方についてもお聞きしたいです。
「休日はデータの整理や新しい手法の学習をしています。バイトはオンラインで応募したライターの仕事」(大学院生命科学研究科1年・男性)
「ストリートダンスサークルWHOに所属していて、休日はダンスorダンスカルチャーの勉強をしています(昔の映画やその作中でかかる音楽を調べる等)。仙台市の定禅寺ビルは、ビルの壁が鏡のようになっており、夜の時間帯でダンスの練習ができるのでよく行きます。フードデリバリーのバイトをしていますが、普段から節約を心掛け、バイトを頑張らなくても生活できるようにしています」(農学部3年・男性)
「塾講師のバイトをしていて、詰めすぎないように気をつけています。休日はサークル活動!」(工学部2年・女性)
「バイトは居酒屋。意外と朝やお昼からやっている飲食店の方が、空きコマを活用してシフトに入ることができるのでいいです!休日はカフェで勉強したり、雑貨屋さんや服屋さんで買い物をしたりしています」(経済学部2年・女性)
<CHECK>
在学生たちの休日は、アルバイトやサークル、友達との時間などに充てられることが多い様子。勉強もアルバイトも「詰め込みすぎない」ことを挙げる人が多い印象で、息抜きの大事さが伝わるリサーチ結果ですね。アルバイトは飲食店が最も多く、次に塾講師が目立っていました。
【将来の夢をリサーチ】興味のある分野を目指してしっかり学習
出典:東北大学
──将来の夢はありますか?その夢を抱くようになったきっかけ、夢を叶えるために今努力していることを教えてください。
「将来の夢は土木関係の仕事。社会に貢献できる大きな仕事だし、かつ表舞台というよりは裏から社会を支える仕事をしたいと考えたからです。大学での講義内容が将来の自分の仕事にそのまま使えそうなので、日々の勉強を頑張っています」(工学部3年・男性)
「高校教師か教授になりたい。教師は、これまでの人生のターニングポイントには恩師が関わっていた経験から、自分も誰かの人生の道標になりたいと思ったからです。教授は、自分の研究分野(材料科学)が日本ではマイナーで、研究が滞っているからです」(工学部2年・男性)
「もともと医学に興味があり、医者よりももっと多くの人を助けたいため、医用工学で医療機器を作りたいです。希望の研究室に入るため、いい成績を目指して頑張っています」(工学部2年・女性)
「日本と海外を行き来できる研究職、兼生涯ダンサーであることが将来の夢。高校から研究活動が好きなことと、ダンスの海外遠征を通じて国外に出る経験が多くの学びとなることを実感したためです。今はダンスの練習をやりながら、興味のある分野の勉強を進めています」(農学部3年・男性)
「将来の夢はパイロット。飛行機が好きだし、単純にかっこいいから。今は英語の勉強と身の回りの自己管理を心がけています」(工学部2年・男性)
「おじいちゃんの畑が大好きだったから、将来は青森県庁で環境保護と改善のために働きたい。この夢を叶えるために、バイオマス発電所に見学に行ったり、環境保護に努めている会社や企業へ見学に行ったりしています」(経済学部2年・女性)
「将来の夢は、高校の英語教師。社会の不平等を教育の面から解決したいと思ったからです。そのために、英語の文法の勉強と社会学の勉強を頑張っています」(文学部3年・女性)
<CHECK>
将来の夢が決まっている人と決まっていない人、両方の声が挙がっていました。東北大学に通ったらどんな職業に就けそうなのか、参考になりそうですね。夢が決まっている人に関しては、目標にあわせて学習範囲や行動範囲を具体的に定めて頑張っている在学生が多い様子でした。
(広告の後にも続きます)
東北大学で充実したキャンパスライフを!
10の学部、15研究科、3専門職大学院それぞれに個性があり、充実した教育や施設などで、これからの社会を担う学生をサポートしてくれる東北大学。学食やサークルなど、大学生ならではのキャンパスライフを存分に楽しめる環境も魅力の一つ。貴重な大学生活に彩りを添えながら、一人一人の可能性を最大限に引き出してくれそうですね。
information
東北大学
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/
【オープンキャンパス】
https://www.online-opencampus.tnc.tohoku.ac.jp/
【アクセス】
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/profile/campus/01/access/
※記事内の情報は執筆時のものになり、情報が変更している可能性もありますので、ご了承ください。
※記事に関するお問い合わせはgirlswalker編集部にお願いいたします。