「メダリストが名声を得るのはもちろん、アスリートに最大限の褒章を与えようと、各国は創意工夫を凝らしている」パリ五輪も佳境を迎えるなか、仏経済雑誌『Capital』は各国メダリストが受ける恩恵を調査して公表した。
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「開催国フランスは、金メダリストに8万ユーロ(約1320万円)、銀メダリストに4万ユーロ(約660万円)、銅メダリストに2万ユーロ(約330万円)を贈る」
「香港は金メダリストに76万8000香港ドル(約1459万円)を提供。イタリアは金メダリストに19万6000ドル(約2940万円)を支払い、セルビアは五輪チャンピオンに21万8000ドル(約3270万円)を支給するほか、国民年金を保証する」
「コロンビアは航空会社が金メダリストに10万マイルを提供し、韓国では健康な男性に義務付けられている18か月の兵役が免除。香港はジムの無制限利用券と地下鉄の生涯無料券を提供する一方で、ノルウェー、スウェーデン、アイスランドは報奨金を支払わない」
「最も独創的なのは間違いなくポーランドだろう。個人メダリストは報奨金5万8000ユーロ(約957万円)に加え、ダイヤモンド、マンション、絵画、休暇拳が与えられる。イラク選手は五輪前に、土地と6500ユーロ(約107万円)を受け取った。また前回大会ではインドネシアの選手が、土地、金3キロ、5頭の牛が与えられた」
また、日本の場合は、JOC(日本オリンピック委員会)から報奨金が授与される。金メダリストに500万円、銀メダリストに200万円、銅メダリストに100万円が贈られるほか、JOC加盟競技団体から報奨金が出る場合もある。
構成●THE DIGEST編集部
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