「私の意見も誹謗中傷って…」低迷する日本競泳に萩原智子が直言も“まさかの反応”に困惑。丁寧に真意を説明「どんな結果でも拍手を送りたい」【パリ五輪】

 パリ五輪・競泳で日本選手団は銀メダルひとつに終わり、さまざまな議論が交わされている。そんななか、2000年シドニー五輪で女子競泳代表として出場した萩原智子さんも自身のXで愛あるメッセージを投稿した。
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 萩原さんは「私が偉そうに言うことではないけど…」と前置きしたうえで、「日本競泳チームは、次に向けて、収穫、反省、課題…分析してるよね?『チーム全体での対話』をお願いします。年齢、上下関係なく、多少、ぶつかっても腹を割ってとことん話す…第三者が立ち合い、どんな立場であっても安全を保証してほしい」と願いを込める。そして「すべてを吐き出して、認め合えたら、本当の意味でのリスタートができると思う。あとはリーダーの選出…」と書き綴った。

 日本競泳への熱い思いを吐露したわけだが、寄せられたフォロワーからの言葉に驚いたようだ。「私のこの意見も誹謗中傷と言われてしまうのか…」と戸惑いをポツリ。それから数時間が経ってから、あらためて次のように真意を説明した。
 「必死に努力を重ねても自分自身が望む結果が出ない時もある。アスリート達の努力と一生懸命なプレーには、どんな結果であっても拍手を送りたい。私は五輪で4位。メダルがあれば、もっとたくさんの人たちを笑顔にできたのではないか…と自分を責めた。誹謗中傷も批判も受けた。でもメダルが獲得できなくても、変わらず、人間『萩原智子』を受け入れ、認めてくれる人がいてくれた。私を笑顔にしてくれる人が1人でもいれば、十分と思わせてくれた。アスリート達が結果だけで判断されることなく、前に進める環境がありますように」

 萩原さんの投稿に対して、「おっしゃる通りです」「どう聞いても叱咤激励です!」「誹謗中傷ではありませんよ」「気にしないでください」など、コメント欄には賛同や激励の言葉が多く届いている。

構成●THE DIGEST編集部

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