「次の大会でもう無いの!?」ブレイキン、湯浅亜実が初代女王に列島歓喜も…ロス五輪“不採用”に悲痛な叫び「なんでー」「残念すぎる」【パリ五輪】

 パリ五輪の新競技ブレイキン女子の決勝が現地8月9日、パリのコンコルド広場で行なわれ、日本代表の25歳・湯浅亜実(ダンサー名・AMI)が、リトアニア代表の17歳・ドミニカ・バネビッチ(同NICKA)と対決。3ー0(6ー3、5ー4、5ー4)で勝利した。2028年に開催予定のロサンゼルス五輪では、競技から除外されるため、日本の湯浅が最初で最後の五輪女王になる可能性もある。
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 決勝に出場した湯浅は、軽快なステップで攻めるNICKAに対して、多彩な技と流れるようなフットワークで攻め、終盤には圧巻のフリーズや細かいステップで音楽に合わせ、パワームーブも完璧にメイク。会場を魅了したAMIが、3ー0でブレイキン女子の初代女王となった。

 日本の湯浅が初代金メダリストとなった、五輪で初実施のブレイキン(ブレイクダンス)は、ヒップホップカルチャーをルーツに、ニューヨーク市のスラム街で行なわれていたブロックパーティ(野外パーティ)で誕生。都会的なスタイルのダンスとして、1970年代にアメリカ合衆国で流行し、その後、ヒップホップ界のみならず、幅広く一般に広まっていった。
  アメリカ発祥の「ブレイキン(ブレイクダンス)」だが、昨年10月に米ロサンゼルス五輪組織委員会が、ブレイキンを追加競技から除外した。不採用となった背景に、誕生から今日に至るまでの歴史的な要因があるのか、カルチャー的な側面を大切にするアメリカ国内のコア層に配慮した形なのか、明確な理由は明らかになっていない。

 五輪初実施のブレイキンで、日本の湯浅が金メダリスト獲得に歓喜するなか、28年ロサンゼルス五輪で「実施されない」という事実にネット上では、
「えっ!?次の大会でもう無いの!?」
「どうして…こうなるの。試験的だったから?」
「ロス大会で開催されないのが残念すぎる」
「こんなに面白いのに、なぜロスでは無いんだろ??」
「ニューヨークだかが発祥って言われてるのに…」
「パリ1回やっただけで、ロス五輪は不採用ってなんでー?」
「ブレイキン、パリ大会だけなんてもったいないよ!」
などと、ファンから悲鳴があがっている。

構成●THE DIGEST編集部

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