「2位がお似合い」「また準優勝は笑える」フランスの敗戦を“因縁”のアルゼンチンサポが痛烈揶揄「決勝で3点取って負けるのを見るのは痛快だ」【パリ五輪】

 現地8月9日に開催されたパリ五輪・男子サッカーの決勝で、ホスト国のフランスがスペインと対戦。延長戦にもつれ込む死闘の末に3-5で敗れ、銀メダルに終わった。

 11分にエンゾ・ミヨのゴ―ルで先制したフランスは、しかし前半で3失点。79分に1点を返し、後半アディショナルタイムにジャン=フィリップ・マテタのPKで追いついたものの、延長戦で2点を献上して力尽きた。

 このフランスの敗退を揶揄しているのが、アルゼンチンのファンだ。この両国には近年、浅からぬ因縁がある。

 2022年カタール・ワールドカップ決勝(3-3。PK戦でアルゼンチン代表が勝利)での対戦後には、アルゼンチンの一部選手がフランスを嘲笑する行動をして物議を醸した。

 また、今夏に開催されたコパ・アメリカ優勝後にも、エンソ・フェルナンデスらアルゼンチン代表の複数選手がフランスに対して人種差別的なチャントを歌い、猛バッシングを浴びていた。

 そして、このパリ五輪でも準々決勝で激突。フランスが1-0で勝利した試合後に、両軍入り乱れての大乱闘となっていた。
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 そうした経緯があるからだろう。この決勝の結果を伝えたアルゼンチンメディアのSNSには、次のような声があがった。

「フランスは2位がお似合い」
「銀メダルにおめでとう!」
「いつも2番だな(笑)」
「また3ゴ―ルで準優勝なんてお気の毒」
「2位になるために生まれた」
「フランスが決勝で3点を取って負けるのを見るのは痛快だ」
「また準優勝は笑える」

 この五輪で、ますます犬猿の仲になってしまったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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